デンベレ、バルセロナ時代のメッシの助言を明かす「ロッカーが隣だった。彼を見て学んだよ」

昨季パリ・サンジェルマンで驚異的な活躍を見せ、リーグ・アンやチャンピオンズリーグ優勝に貢献したウスマン・デンベレ。メジャータイトル獲得に導いたことで、2025年のバロンドール筆頭候補とも評価されている。

そんな28歳FWは、バルセロナ時代のチームメイトであるリオネル・メッシからのアドバイスを回想。当時はフォームやコンディション、素行に問題を抱えていたが、史上最多8度

のバロンドール受賞を誇るレジェンドとの会話を『Four Four Two』に明かしている。

「メッシとは最初の日から良い関係だったよ。ロッカーはすぐ隣で、彼はたくさんアドバイスをくれたんだ。直感的に相手が何を望んでいるか、すぐ理解できる人だったね。彼は僕に『夢を叶えたいなら、真剣に取り組まないと』と教えてくれた。僕は彼のピッチ上での姿を観察し、そこから学んだね」

「10番でも9番でも、ポジショニングは抜群だった。ピッチ上で相手から消えるんだ。4～5分間も消える時がある。でも、一度でもボールを手にすると、本能的に何をすべきかわかっているんだ。ジョルディ・アルバが上がるタイミング、ボールを置く位置を正確に把握していたね。そしてあのスキルの素晴らしさは説明不要だ」

デンベレとメッシは、バルセロナ時代に95試合共闘している。

なお今年のバロンドールは、9月22日の授賞式で発表される。