「大成功したけど、僕の好みではない」バルセロナ守護神がフリック監督のスタイルに持論

昨季バルセロナと契約を結び、電撃復帰を果たしたヴォイチェフ・シュチェスニー。守護神に定着してラ・リーガとコパ・デル・レイ優勝に大きく貢献した35歳GKだが、ハンジ・フリック監督のスタイルについて持論を展開した。

特にシュチェスニーは、チャンピオンズリーグ準決勝インテル戦の2試合で計7失点を喫したことに言及。より自身の好みとして、より攻守のバランスが取れたアプローチを好んでいることを明かしている。

シュチェスニーはポーランドで人気のYouTubeチャンネル『Foot Truck』で、以下のように語っている。

「僕好みのサッカーではないよ。バルセロナが昨季達成したことは驚異的だったと思うし、ファンから見たら素晴らしいものだったはずだ。でも、僕好みのサッカーではないんだ。成功しても、自分の好みは変わらない。もっとリスクを認識して、同じゲームプランに固執しないこともできたと思うよ」

「でも、これは真剣な批判じゃないことだけは言っておきたい。単なる僕の好みの話なんだ」

「僕はゴールキーパーだ。4-0でリードしている時、チームメイトがもう1点取ろうとして他のことを忘れてしまっている時はイライラする。クリーンシートを維持したいんだ。でもチームはゴールをさらに欲しがるし、楽しみたい。僕にとってはそれがちょっと難しいね」

シュチェスニーは2027年まで契約を延長。しかし、ジョアン・ガルシアの加入によって新シーズンは出場機会が減少することが予想されている。