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スーネスがサラーを「やる気不足」と批判「今シーズンは別人が来ている!」
2017年にローマからリヴァプールに移籍して以来、サラーはプレミアリーグ屈指の選手として活躍してきた。得点王を4回獲得し、プレミアリーグ年間最優秀選手にも2度選ばれている。2024-25シーズンには公式戦52試合で57のゴール・アシストを記録。リヴァプールが20回目のトップリーグ優勝を果たす原動力となり、その功績により新契約を獲得した。
だが、このエジプトの英雄にもついに年齢の影響が現れ始めているようだ。今シーズンのパフォーマンスレベルは著しく低下。現在33歳のサラーは、プレミアリーグ開幕12試合でわずか4ゴールしか決めておらず、守備の責任を怠っているとも批判されている。
(C)Getty ImagesリヴァプールOBであるスーネス氏は『talkSPORT』の取材で自身の見解を示した。
「どれくらい時間がある?彼は絶対的なスーパースターだった。サラーについて言える最も良いことは、過去7年間チームの要だったということだ。歴代のリヴァプールベストイレブンを選ぶなら、彼は最初に名前が挙がる選手の一人だ。でも今シーズン来ているのは彼の弟だと思う」
さらにこう続けた。
「私にとって、あのコミュニティシールドでの出来事が小さなサインだった。クリスタル・パレス戦で、彼がサイドラインに背を向けていて、ボールが相手の左サイドバックに向かって飛んでいった場面があった。彼は簡単にそこへ行けたはずだ。空中戦で勝てるような体格の選手ではないが、せめて相手のサイドバックが自由にプレーするのを少しでも難しくするために向かうべきだった。でも彼は一切チャレンジしようとしなかった。思ったんだ、彼はもともと勇敢なタイプではないし、50-50のボールで怪我をするようなこともしない、賢い選手だ。攻撃で天才的な働きをするから、それでいいと思っていた。でも今、彼はやる気不足を見せている。申し訳ないが、時には厳しい言葉が最も親切な言葉になる。彼には厳しい言葉が必要で、それが最終的に彼をリヴァプールでのスーパースターに戻すことになる。でも今シーズン、彼は本来の姿を見せていない」
先月のチェルシー戦で敗れた後、チェルシーのマルク・ククレジャはリヴァプールの重要な弱点を指摘した。
「僕たちは常に(リバプールの右サイドを)攻めようとした。サラーは常にカウンター攻撃の準備をしているから、そこにスペースがあることを知っていた。最後の場面でもそれが見られた。サラーは常に攻撃の準備をしているプレースタイルなので、スペースがそこにある可能性が高い。速いクロスを入れれば効果的だとわかっていた。僕たちはそれを実行し、今日はうまくいって勝つことができた」
Getty土曜日のノッティンガム・フォレスト戦で屈辱的な0-3の敗北を喫し、12位に転落したリヴァプール。OBのジェイミー・キャラガー氏も『マンデーナイトフットボール』内でサラーへの批判を躊躇しなかった。
「サラーが発言するのは、マン・オブ・ザ・マッチを獲った時か、新契約が必要な時だけだ。リヴァプールのリーダーの一人として、レジェンドの一人として、チームのために前に出て発言する姿を見たい」
スロット監督は、水曜夜のチャンピオンズリーグ・PSV戦でリヴァプールを勝利の軌道に戻したいと考えている。そして4日後には、プレミアリーグでウェストハムとのアウェー戦に臨むことになる。
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