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アルテタ、アーセナルが新たなプレミアリーグ優勝候補と目されることに反論

  • 8月のリヴァプール戦敗戦以来、アーセナルはリーグ戦5試合連続無敗、全大会通算8試合無敗を続けている。 アーテタ監督率いるチームは、これまでのプレミアリーグ8試合で6勝を挙げ、獲得可能な24ポイント中19ポイントを確保している。直近のフラム戦での1-0勝利により、ガナーズは首位でのリードを拡大。現在2位のマンチェスター・シティに3ポイント差、3位のリヴァプールに4ポイント差をつけている。

    2025-26シーズンの驚異的な好調ぶりを受け、今シーズンのプレミアリーグ優勝候補としてアーセナルの評価が急上昇している。過去数シーズン、14度目のイングランドリーグ制覇を目指すアーセナルは、20年以上に及ぶ優勝空白期間を終わらせようと幾度もあと一歩のところで敗れてきた。そのため、今シーズンの3分の1も経過していない現状で、アルテタ監督は慎重な姿勢を崩していない。

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  • Fulham v Arsenal - Premier LeagueGetty Images Sport

    アーセナルがアトレティコ・マドリーとのチャンピオンズリーグ戦を控えた前日、より正確には直近の敗戦翌日に記者団に語ったアルテタ監督はこう述べた。

    「私が唯一確信しているのは、チームのエネルギー、熱気、献身性、そして発揮できるクオリティを目の当たりにした時だ。それこそが我々が頂点を目指せるという確信を与えてくれる」

    「だがそれは単なる感覚に過ぎない。翌日にはそれを証明しなければならず、そうした話題に囚われている場合ではない。当然ながら(リヴァプールがマンチェスター・ユナイテッドに敗れた後)多くの論評が飛び交っている。このリーグではすべての試合が絶対に勝たねばならない試合だ。我々はそのことを深く認識しており、何事にも浮かれることはない」

  • アーセナルは夏の移籍市場で大きな話題を呼んだ。欧州のトップクラブ、特にイングランドのライバルであるマンチェスター・ユナイテッドとの争いを制し、スポルティングCPからヴィクトル・ギェケレシュを驚異的な7350万ユーロで獲得したのだ。しかし、このスターフォワードはガナーズでのキャリア開幕数週間で期待に応えられていない。

    前シーズンにスポルティングCPで54得点を挙げた元コヴェントリー所属の選手は、開幕から8試合のリーグ戦でわずか3得点に留まっている。8月のリーズ戦での2得点を含む、ホームでの5-0の圧勝試合での得点のみだ。27歳の選手が最後に得点を挙げたのは、アンジェ・ポステコグルー監督就任初戦となったノッティンガム・フォレスト戦だった(同監督はその後解任されている)。ギェケレシュは現在、クラブ戦7試合連続無得点中であり、今月のスウェーデン代表戦2試合を含めると9試合連続となる。

    得点不振が続く中、アルテタ監督はフラム戦後に主力選手へのメッセージを送った。

    「今日も2、3度、あと一歩のところまで迫っていた。我々は皆、彼が得点することを切望していた。彼がチームのために見せる働きぶりは驚異的だ。だからこそ我々は彼にサポートと愛情を与えようとしている。そうすれば必ず結果が出る。彼は君を見つめても動かない。画面に映っていた彼はこう言っただけだ:『大丈夫だ』。それが彼だ。そこに感情はない。ただ一点に集中したマインドセットを持っている。それが彼の素晴らしいところだ」

  • Martin Odegaard Arsenal 2025-26Getty

    アーセナルは、新シーズン開始から 2 か月も経たないうちに、ノニ・マドゥエケ、キャプテンのマルティン・ウーデゴール、スターフォワードのカイ・ハヴァーツ、ガブリエウ・ジェズスなど、複数の主力選手を欠くという深刻な負傷者危機に直面している。火曜日にアトレティコ・マドリーとの難しいチャンピオンズリーグの試合を皮切りに、ガナーズは全大会で 6 試合を戦う予定であり、過密なスケジュールが負傷者問題に追い打ちをかけている。少なくとも、夏の補強選手であるピエロ・ヒンカピエは、ようやくその試合に出場可能となった。

    11月の次の国際試合の休憩前に、ガナーズは、今月の残りの期間、プレミアリーグとカラバオカップの試合で、それぞれクリスタル・パレスやブライトンといった、難しいイングランドのクラブと対戦する予定だ。

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