「彼を叩きたかった！」アーセナルのアルテタ監督、PK失敗のサカに激怒したと明かす

UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝が行われ、アーセナルはレアル・マドリ―と対戦。前半13分にペナルティを獲得し、サカがキッカーを任せられた。絶好のチャンスだったが、サカはパネンカスタイルのチップキックを放ち、レアル・マドリーのGKクルトワに止められてしまった。

その後、アーセナルは2-1で勝利を収め、サカ自身も得点を記録。アーセナルは2戦合計5-1で準々決勝を突破し、クラブ史上3回目の準決勝進出を果たした。

サカのPK失敗について問われたアルテタ監督は苦笑いを浮かべて答えた。

「死にたいとまでは思わなかったが、彼を叩きたくはなった！彼はその決断をし、それを実行する勇気もあったが、失敗した。私はむしろ感情面のことを心配していたんだ。PK失敗が私たちにどう影響するかをね。でも彼はこのスタジアムで初めてプレーしたにも関わらず、素晴らしい才能を見せつけたよ」

一方のサカは「こういうことも起こり得る。あれを試したけど、うまくいかなかった。でも今夜は得点を決める自信があったんだ。僕はすべての瞬間に学んでいるし、今夜は勝利を楽しむことに集中して、その後でしっかりと振り返るつもりだよ」と振り返った。

これまでアーセナルは2006年と2009年にチャンピオンズリーグの準決勝に進んでいた。アーセナルは次戦、10年以上時間が空いたベスト4の舞台でパリ・サンジェルマンと対戦する。第1戦は4月29日にエミレーツ・スタジアムで行われ、5月7日にパリで第2戦が予定されている。勝者は5月31日にミュンヘンで行われるチャンピオンズリーグ決勝への出場権を得る。