“サッカー界最大のタレント工場”！モナコの高額売却選手TOP10…エンバペら総額なんと1800億円超え

2014年に19歳で加入し、3シーズンをプレーしたバカヨコ。加入当初はやや苦しんだが、2016-17シーズンのリーグ優勝＆チャンピオンズリーグ・ベスト4進出の立役者の1人だった。当然ビッグクラブが放っておくわけもなく、4000万ユーロでチェルシーへと移籍している。

アンデルレヒトで若くして世界中の注目を集めたティーレマンスは、2017年夏におよそ2500万ユーロでモナコに加入。その後1年半で65試合に出場、派手な注目は集めなかったが、着実に選手としてステップアップを果たす。そして2019年1月、レスターへと4500万ユーロで旅立っていった。

レアル・マドリー・カスティージャでのプレー経験もあるファビーニョは、2013年からモナコでプレー。当初は攻撃参加が売りの右サイドバックであったが、守備的中盤にコンバートされて大ブレイク。2016-17シーズンの優勝の立役者だ。そして2018年にリヴァプールへと移籍を果たし、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ制覇を経験している。

ポルトガルの名門ベンフィカのユース出身で、2014年にモナコへ加入。リーグ優勝＆チャンピオンズリーグ・ベスト4進出の2016-17シーズンは、公式戦11ゴール12アシストと大ブレイク。すぐさま名将ジョゼップ・グアルディオラの目に留まり、マンチェスター・シティへと引き抜かれている。

マンチェスター・Cが引き抜いたのはベルナルド・シウバだけでなく、同年にメンディを当時のディフェンダー史上最高額で獲得している。2016年にマルセイユから加入したばかりであったが、モナコでの1シーズンで驚異的な活躍を見せ、大きな注目を集めることとなった。

2013年、17歳でリヨンから加入。当時は才能あふれる若手らしく荒削りなプレーも目立ったが、モナコでの2シーズンで洗練され、2015年にオールド・トラッフォードへの移籍を勝ち取っている。移籍金6000万ユーロは、10代選手として当時の史上最高額である。

2015年にカーンから加入し、モナコでの3年間で世界的な評価を手に。2016-17シーズンは全コンペティションで14ゴールを挙げ、躍進の立役者の1人となった。活躍が目立つごとに毎回の移籍市場で大きな注目を浴びたが、2018年にアトレティコへと移籍している。

2013年にポルトから加入。モナコが支払った移籍金は4500万ユーロと、クラブ史の中でも高額な金額を支払って獲得している。プレーしたのはたった1シーズンだが、リーグ・アンのアシスト王に輝き、シーズン終了後には2014年ワールドカップで6ゴールを奪い、得点王を獲得。世界トップレベルへと成長を果たし、満を持してレアル・マドリーへと移籍を果たした。

ボルドーのアカデミー出身のチュアメニは、2020年にモナコへと加入。するとプレーした2シーズン連続でリーグ・アンの年間ベストイレブンに輝くなど、驚異的なポテンシャルを発揮。世界中のビッグクラブが獲得に動き、最後はPSGとの一騎打ちとなったが、選手の憧れでもあったレアル・マドリーがフランス代表MFを射止めている。

モナコ史上最高額での売却であり、サッカー史上2番目の売却となった。アカデミーから16歳の若さでトップチームデビューを果たすと、それ以降、常にサッカー界の中心に。特に2016-17シーズンのリーグ優勝＆チャンピオンズリーグ・ベスト4は彼の活躍があったからで、その豪快で印象的なゴールシーンは世界中の話題をさらった。そして2017年夏、レアル・マドリーとの争奪戦を制したPSGがレンタルで獲得。翌年に1億8000万ユーロを支払って完全移籍を決めている。

なお、エンバペの売却額は過去22年間のモナコの移籍金収入の10％以上に値する。