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Man Utd Lyon Europa League second leg gfxGetty

【選手採点:マンチェスター・U】マグワイアがヒーローに。レッド・デビルズが信じられない挽回劇でEL4強入り|EL準々決勝第2戦

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かつて元監督のアレックス・ファーガソン氏が1999年のチャンピオンズリーグ(CL)優勝に「フットボールなんてとんでもない」との言葉を残したが、あのバルセロナでの魔法のような夜も、このワイルドかつ予測不能で、忘れられないこの夜に比べれば、取るに足らないものだった。

前半のうちに2-0とリードしたマンチェスター・ユナイテッドだったが、その後に追いつかれ、延長戦へ。相手に退場者が出て1人多いなかの延長戦だったが、2-4と大きくリードを許してしまった。それでも、カンプ・ノウの精神を呼び覚まし、7分間で3ゴールを決めると、5-4で勝利。2戦合計スコア7-6で準決勝行きを果たしている。

GOALではこの一戦に出場したマンチェスター・Uの選手、そして監督を採点する。

  • Manchester United v Olympique Lyonnais - UEFA Europa League 2024/25 Quarter Final Second LegGetty Images Sport

    GK&DF

    アンドレ・オナナ(7/10)

    周囲の雑音を遮り、2つのファインセーブを披露。どの失点にも責任なく、舌戦のネマニャ・マティッチを最後に笑った。

    レニー・ヨロ(6/10)

    巧みなボールの持ち運びからフィールドを駆け上がる。一方で、守備は少し不安な部分ものぞかせ、(ラヤン・)シェルキに目を奪われ、エインズリー・メイトランド=ナイルズにシュートを許してしまった。(コランタン・)トリッソにも強くいってもよかったかもしれないが、(マリック・)フォファナのシュートを果敢に頭でブロックするシーンも。

    ハリー・マグワイア(9/10)

    序盤にシェルキに強烈なタックルで試合の流れを作り、読みを効かせつつ、スムーズにボールを回す。特に、自陣からのチップパスで(ディオゴ・)ダロトに通したパスは印象的。後半はやや集中力を欠いたが、勝負どころで挽回した。

    ヌサイル・マズラウィ(7/10)

    最終ラインからブルーノ・フェルナンデスに素晴らしいパスを出して先制点の起点に。ハーフタイムに(ルーク・)ショーと交代するまで落ち着いて守備も。

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  • Manchester United v Olympique Lyonnais - UEFA Europa League 2024/25 Quarter Final Second LegGetty Images Sport

    MF

    ディオゴ・ダロト(7/10)

    ブルーノ・フェルナンデスに華麗なロングパスを出し、マグワイアからのボールをコントロールしてシュートするなど、後半は攻撃を楽しんだ。一方で、結局はゴールに繋がらず、フォファナの見事な仕掛けに対応できなかった上、シェルキのシュートをクリアし切れなかった。

    カゼミーロ(8/10)

    後半は中盤のスペースを塞ぎ、フリックなどを巧みに駆使しながらボールを展開。序盤のシュートはもっとうまく打てたはず。延長戦では足の衰えを感じたが、(コビー・)メイヌーにパスを通したほか、クロスでマグワイアの決勝点を演出した。走れなくなっても、その実力は揺るぎなし。

    マヌエル・ウガルテ(7/10)

    転がってきたボールを簡単なフィニッシュで決める。カゼミーロとともに試合の大半で中盤を統括したが、リヨンが巻き返し始めると衰え。88分に交代した。

    パトリック・ドルグ(4/10)

    弱点となってしまった。前半はメイトランド=ナイルズをフリーにさせ、クリアできずにトリッソのゴールにつながった場面も。攻撃面での貢献も少なく、しばしばボールを失った。

  • Manchester United v Olympique Lyonnais - UEFA Europa League 2024/25 Quarter Final Second LegGetty Images Sport

    FW

    アレハンドロ・ガルナチョ(6/10)

    最初から最後まで活発的だったが、肝心の場面で惜しいプレーなし。巧みなプレーでウガルテの先制弾をお膳立てし、カゼミーロがシュートを放つ起点にもなった。後半は単独で突破したものの、フィニッシュに失敗。エリア内へのランも生かせず。マンチェスター・Uが敗退していたら、戦犯の1人になっていたかもしれない。

    ラスムス・ホイルンド(4/10)

    チームメイトからのパスはなく、シュートもゼロ。メイヌーが代わって前線に入ったという事実がすべてを物語る。

    ブルーノ・フェルナンデス(7/10)

    ガルナチョへのパスで先制点に関与。ゴール至近距離から強烈なボレーにも持ち込んだが、惜しくもクロスバーを叩いた。深い位置から組み立ても担い、PKチャンスを決めるなど、チームを窮地から救い出す。

  • Manchester United v Olympique Lyonnais - UEFA Europa League 2024/25 Quarter Final Second LegGetty Images Sport

    途中出場選手&監督

    ルーク・ショー(3/10)

    マズラウィに比べると格段に劣る。どの失点も咎めるわけにはいかないが、フィジカルの欠如と長期離脱の影響がリヨンの突きどころに。PKを献上し、さらに状況を悪化させてしまった。

    メイソン・マウント(5/10)

    出場後、あまりポジティブなプレーを見せられず。

    コビー・マイヌー(9/10)

    スタジアムの誰もが逆転の可能性を信じていないなか、見事なフィニッシュでマンチェスター・Uを救った。

    ハリー・アマス(6/10)

    ドルグよりはましだった。

    クリスティアン・エリクセン(6/10)

    持ち前の冷静さがマンチェスター・Uの立ち直りにひと役を買った。

    ルベン・アモリム(6/10)

    (ヴィクトル・)リンデロフではなく、ショーの投入を選択したのは大きなミスだったが、ほかの交代策は機能。だが、戦術は称賛できるものではなく、信念が大きかった。