GFX Alejandro Garnacho Man Utd Chelsea 16:9GOAL

【選手採点】最高点は圧巻のカイセド!決定機逃し続けたガルナチョは最低評価…|マンチェスター・ユナイテッド対チェルシー

プレミアリーグ第10節、マンチェスター・ユナイテッド対チェルシーの大一番は1-1の引き分けで終了した。

成績不振からエリック・テン・ハーグ前監督を解任、コーチを務めていたルート・ファン・ニステルローイ氏が暫定的に指揮を執るマンチェスター・Uと、今季からチームを率いるエンツォ・マレスカ監督の下で好調を維持するチェルシー。プレミアリーグの名門同士がオールド・トラッフォードで激突した。試合は序盤から激しい攻防が続き、両チームともに決定機を作るが、両GKの活躍もあってなかなかスコアは動かない。それでも70分、ブルーノ・フェルナンデスのPKでマンチェスター・Uが先制。しかし、その4分後にはモイセス・カイセドがネットを揺らしてチェルシーが同点に追いついた。互いに最後まで譲らないまま、試合はドロー決着となっている。

両チーム勝ち点を分け合った結果、チェルシーは4位まで順位を上げ、マンチェスター・Uも13位に浮上することになった今回の一戦。『GOAL』は両チームの選手・監督を採点する。

  • Manchester United FC v Chelsea FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    マンチェスター・ユナイテッド

    ▽スコアラー

    ブルーノ・フェルナンデス(70分)

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  • FBL-ENG-PR-MAN UTD-CHELSEAAFP

    GK&DF

    アンドレ・オナナ(5/10)

    負かされた後にネトのシュートが枠外に飛んだのは幸運。失点時にできることはなかった。

    ディオゴ・ダロト(5/10)

    ネトに苦戦して前半に警告を受ける。後半は良くなった。

    マタイス・デ・リフト(7/10)

    チームのミスから招いたピンチ2つを体を張って止めている。

    リサンドロ・マルティネス(6/10)

    マドゥエケへの重要なタックルなど、重圧化でも快適にプレー。しかし、最後のタックルが退場にならなかったのはラッキー。

    ヌサイル・マズラウィ(8/10)

    至るところに現れ、攻守両面で素晴らしいプレーだった。

  • Manchester United v Leicester City - Carabao Cup Fourth RoundGetty Images Sport

    MF

    マヌエル・ウガルテ(5/10)

    パスミスも数本、タックルも遅れる場面が多かった。

    カゼミーロ(7/10)

    序盤にパスミスもあったが、それ以降は改善。何度も良いタイミングでのチャレンジやタックルを見せている。

    ブルーノ・フェルナンデス(7/10)

    パスから素晴らしいチャンスを作ったが、チームメイトが決められず。それでもPKをうまく沈めた。

  • FBL-ENG-PR-MAN UTD-CHELSEAAFP

    FW

    アレハンドロ・ガルナチョ(4/10)

    特にゴール前、非常に残念だった。3つの決定機を逃している。終盤に勝ち越し弾を決められなかったのは不運。

    ラスムス・ホイルンド(5/10)

    ガルナチョと数回良い連携が見られたが、PKを獲得するまで危険なシーンを作れず。

    マーカス・ラッシュフォード(6/10)

    前半終了間際に強烈なボレーがバーに直撃。しかし後半は失速し、最初にベンチへと下がった。

  • FBL-ENG-PR-MAN UTD-CHELSEAAFP

    交代選手&監督

    アマド・ディアロ(6/10)

    数回の良いランニングで右サイドを強化した。

    ジョシュア・ザークツィー、ヴィクトル・リンデロフ(N/A)

    出場時間が短いため採点なし。

    ルート・ファン・ニステルローイ(6/10)

    慎重なゲームプランをうまく実行した。チャンスの量を考えると勝利を掴めなかったのはフラストレーションが溜まっているだろうが、状況を考えれば引き分けは良い結果と言える。

  • Chelsea FC v Manchester United - Premier LeagueGetty Images Sport

    チェルシー

    ▽スコアラー

    モイセス・カイセド(74分)

  • FBL-ENG-PR-MAN UTD-CHELSEAAFP

    GK&DF

    ロベルト・サンチェス(5/10)

    ボックス内をうまく扱い、クロスを何本も止めた。しかしPKを与えてしまっている。

    マロ・グスト(6/10)

    攻撃の場面で数回良いポジションを取ったものの、注目すべきことはなし。守備の対応は良かったが、ククレジャと交代している。

    ウェズレイ・フォファナ(4/10)

    ホイルンドのフィジカルに苦しみ、PK献上にも絡んでいる。

    リーヴァイ・コルウィル(6/10)

    チェルシー守備陣の中心。身体的にも成長を続けている。

    リース・ジェームズ(7/10)

    非常に堅い守備を披露。現在のシステムではセットプレー以外に攻撃面で目立たないが、コンディションを上げるにつれて多くの出場時間を確保している。

  • Moises Caicedo Chelsea HIC 2024-25 Getty Images

    MF

    ロメオ・ラヴィア(6/10)

    何度か素晴らしいタックルで主導権を確保。まだ完成していないが、自信を持って成長している。

    モイセス・カイセド(8/10)

    素晴らしいショーは圧巻のボレーで締めくくられた。広範囲に動き回りながら鋭いタックル、インターセプトを最後まで記録し続けている。

    コール・パーマー(6/10)

    見事なタッチやドリブルで守備陣を苦しめたが、ボックス周辺では大人しかった。

  • Manchester United FC v Chelsea FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    FW

    ノニ・マドゥエケ(5/10)

    序盤にポスト直撃のシュートがあったものの、マズラウィに苦戦している。

    ニコラス・ジャクソン(4/10)

    ほとんど試合に入ることができず、何も提供できないまま警告も受けた。

    ペドロ・ネト(6/10)

    スタートは静かだったが、徐々に改善。後半序盤にゴールへ近づいている。

  • Newcastle United v Chelsea - Carabao Cup Fourth RoundGetty Images Sport

    交代選手&監督

    マルク・ククレジャ(6/10)

    後半から出場し、左サイドを活性化している。

    ミハイロ・ムドリク(6/10)

    何度か良いタッチを見せた。GKオナナの前にいた彼の存在は、カイセドのボレーを助けたかもしれない。

    エンソ・フェルナンデス(5/10)

    ラヴィアと交代した直後、訪れたチャンスをもっとうまく扱うべきだった。

    エンツォ・マレスカ(6/10)

    彼らが見せたクオリティを考えると、もっと試合を支配するべきだった。最終的に1ポイントは妥当な結果だが、まだまだ取り組むべきことは多い。