Man Utd Arsenal ratings GFXGetty/GOAL

【選手採点】圧巻FKのブルーノ&アーセナル守護神が最高評価!一方「最後までうまくいかなかった」のは…|マンチェスター・ユナイテッド対アーセナル

プレミアリーグ第28節、マンチェスター・ユナイテッド対アーセナルの大一番は1-1の引き分けで終了した。

マンチェスター・Uは14位と苦戦する一方で、アーセナルは2位で優勝争い中。対照的な状況で迎えたプレミアリーグ名門同士による大一番だが、先手を取ったのはホームチームだった。前半終了間際、ゴール手前で得たFKをブルーノ・フェルナンデスが直接叩き込み、マンチェスター・Uが先制に成功する。主導権を握っていた中で先制されたアーセナルは、攻撃の決め手に欠いてなかなかネットを揺らせない。それでも74分、デクラン・ライスが強烈な一撃を沈めて同点に。試合はそのまま1-1の引き分けとなった。

『GOAL』はこの試合に出場した選手・監督を採点する。

  • Manchester United AmericaGetty/GOAL

    マンチェスター・ユナイテッド

    ▽スコアラー

    ブルーノ・フェルナンデス(47分)

  • 広告
  • André OnanaGetty

    GK&DF

    アンドレ・オナナ(7/10)

    レアル・ソシエダ戦に続き、またも見事なパフォーマンス。指先でのセーブや終了間際のの超反応で失点を防いでいる。唯一のマイナスは、キックの精度だ。

    レニー・ヨロ(6/10)

    開始10分で治療が必要となり、その後は薬を飲んでのプレーに。前半だけで下がったものの、4度のタックルはすべて勝利。

    ヴィクトル・リンデロフ(5/10)

    ボール扱いが不安定で手放しがちだったが、自身の能力と向き合った上での判断。重要なクリアを2回記録した。

    マタイス・デ・リフト(7/10)

    序盤苦しんだシーンもあったが、気迫のこもったタックルやブロックでファンを盛り上げた。

  • Manchester United FC v Arsenal FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    MF

    ヌサイル・マズラウィ(6/10)

    後半には決定的なシュートを放つなど、攻撃時に効果を発揮。一方で失点シーンはライスへのパスを防げず。

    カゼミーロ(6/10)

    試合の大半で中盤に陣取り、冷静なプレー。しかし、失点シーンではライスを見失っている。

    ブルーノ・フェルナンデス(8/10)

    カゼミーロを助けるために守備時には深い位置へ戻り、攻撃時も低い位置で指揮を執った。それでも際立った活躍を残し、見事な一撃で直近5試合3ゴール目を叩き込んでいる。

    ディオゴ・ダロト(5/10)

    ファイナルサードでの不安定なプレーであわや失点を招くシーンもあったが、精確なクロスでチャンスを作った。

  • FBL-ENG-PR-MAN UTD-ARSENALAFP

    FW

    アレハンドロ・ガルナチョ(8/10)

    終始カラフィオーリを困らせ、背後へのランニングで相手守備陣に脅威を与えた。ゴールに繋がるFKも獲得。

    ジョシュア・ザークツィー(5/10)

    相手CBとのフィジカルバトルに敗れ、ボールを上手くキープできず。

    クリスティアン・エリクセン(5/10)

    全体的に無難なプレーが続き、アクセントを加えることはできなかった。

  • Manchester United FC v Arsenal FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    交代選手・監督

    エイデン・ヘブン(6/10)

    後半からプレミアリーグデビュー。失点シーン以外は違和感なくゲームに入っていた。

    トビー・コリアー(6/10)

    ファイナルサードで見事なタッチを数回記録。

    ラスムス・ホイルンド(4/10)

    チャンスが訪れた際も、シュートに入るのが遅すぎで結果を残せず。

    ルベン・アモリム(7/10)

    両チームの状況を考えれば、満足できる結果だろう。慎重ではあるが現実的なゲームプランを採用し、これはほとんどの場面で機能していた。

  • Rice Trossard Arteta Arsenal GFXGetty/GOAL

    アーセナル

    ▽スコアラー

    デクラン・ライス(74分)

  • Manchester United FC v Arsenal FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    GK&DF

    ダビド・ラヤ(8/10)

    FKのシーンは残念だが、その後の決定機はことごとくストップ。引き分けに持ち込めたのは彼のおかげだ。

    ユリエン・ティンバー(7/10)

    常にウーデゴールとうまく連携しながら、相手DFの背後を取ろうとしていた。

    ウィリアン・サリバ(7/10)

    試合を通してザークツィーを圧倒。フィジカルバトルで完勝している。

    ガブリエウ(6/10)

    前半は問題なかったものの、後半はややプレッシャーを感じていた。

    リッカルド・カラフィオーリ(6/10)

    攻撃時には良いエリアに侵入したが、守備時はガルナチョにスペースを与えてしまった。

  • Declan Rice David RayaGetty

    MF

    トーマス・パーティ(6/10)

    いつも通りボールを動かしていた。

    デクラン・ライス(8/10)

    アーセナル最高のフィールドプレイヤー。素晴らしいゴールを叩き込んだほか、相手の決定機を阻止する素晴らしいタックル。最後までハードワークを見せている。

    マルティン・ウーデゴール(7/10)

    積極的にボールに関与し、巧みなパスを数本記録。強烈なシュートはGKに防がれた。

  • FBL-ENG-PR-MAN UTD-ARSENALAFP

    FW

    イーサン・ヌワネリ(5/10)

    ベストの状態ではなく、ボールを持った時もなかなか効果を発揮できなかった。

    ミケル・メリーノ(5/10)

    不慣れなストライカーポジションで奮闘したものの、突破口を見つけられず。後半には失点に繋がりかねないミスも。

    レアンドロ・トロサール(4/10)

    失点に繋がるファールを犯し、最後までうまくいかない一日だった。

  • arteta Getty Images

    交代選手・監督

    ガブリエウ・マルティネッリ(6/10)

    彼の早期復帰はアーセナルの励みに。出場してからは活発に動いた。

    マイルズ・ルイス=スケリー(5/10)

    疲れたカラフィオーリに代わって出場するも、状況を変えることはできず。

    キーラン・ティアニー(N/A)

    出場時間が短いため採点なし。

    ミケル・アルテタ(6/10)

    特に前半にチャンスを活かせなかったことは痛恨。ファイナルサードの課題は解決できていない。