チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグが26日に行われ、マンチェスター・シティとレアル・マドリーが対戦。『GOAL』ではこの一戦をフォーカスマッチとし、選手採点を実施した。
第1戦は予想外とも言える点の取り合いに。ホームのマンチェスター・Cが常に先手を取りながらも、マドリーが食い下がって4-3で終了。シティが先勝したものの、セカンドレグへの興味を残したまま終えることとなった。
この試合、『GOAL』による選手採点は以下のとおり。※5点満点。平均点は【3.0】。出場25分以上の選手が対象
Gettyチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグが26日に行われ、マンチェスター・シティとレアル・マドリーが対戦。『GOAL』ではこの一戦をフォーカスマッチとし、選手採点を実施した。
第1戦は予想外とも言える点の取り合いに。ホームのマンチェスター・Cが常に先手を取りながらも、マドリーが食い下がって4-3で終了。シティが先勝したものの、セカンドレグへの興味を残したまま終えることとなった。
この試合、『GOAL』による選手採点は以下のとおり。※5点満点。平均点は【3.0】。出場25分以上の選手が対象
(C)Goalスタメンは4-3-3の並びに。右サイドバックにはストーンズが起用された。
(C)Getty Images3 失点はいずれも対処が難しく、PKではしてやられた。得意の“タッチダウンパス”も出ることはなく、試合への影響力は非常に小さなものに。
(C)Getty Imagesカイル・ウォーカー、ジョアン・カンセロの欠場を受け、右サイドバックで抜擢。だが、ケガやヴィニシウスの対処などを鑑みて36分に交代。役割を果たすことはできなかった。
(C)Getty Images急遽、前半からスクランブルでの出場に。53分には果敢なオーバーラップから正確なクロスでフィル・フォーデンのゴールをお膳立て。一方で、その2分後にはヴィニシウスに出し抜かれ、失点の直接的な原因に。
(C)Getty Images目立ったミスはなく、配球でもビルドアップの要となった。一方で3失点を喫し、いずれもディアスにとってはノーチャンスだったが、最終ラインのリーダーとして一定の責任は取るべきか…。
(C)Getty Imagesディアス同様、ミスはなく持ち運びで後方からゲームを作り、パス成功率もチームトップの安定感。だが、3失点という事実は重くのしかかる。
(C)Getty Images積極的に前線に出ていくだけでなく、ロドリゴとのマッチアップでも引けを取らず。キーマンのカンセロがいない中で奮闘した。
Getty ImagesUEFA公式ではマン・オブ・ザ・マッチに選出。前半はチームトップの走行距離で、献身的な動きでビルドアップからチャンスメイクまで手助け。そして、後半の74分には強烈な左足のシュートで、クルトワを硬直させてみせた。デ・ブライネとともに出色の出来だった。
Getty両チーム最多となる92本のパスを記録。パス成功率も92.4%を記録し、黒子に徹しながらも、その正確さでチームの攻撃を下支えした。
Gettyベルナルド・シウバとのパフォーマンスは甲乙つけがたいが、より結果に直結するパフォーマンスを見せたデ・ブライネを今回はマン・オブ・ザ・マッチに選出。珍しいダイビングヘッドで先制点をもたらすと、得意の右足でジェズスのゴールもアシスト。長い距離を運ぶドリブルなど、走行距離もチームトップクラスで、ビッグマッチでもやはりさすがだった。
Getty Images1アシストを記録し、危険なシーンにも顔を出したマフレズ。だが、3本のシュートを放って、枠内0は寂しいところ。後半開始早々に訪れた決定機もポストに当ててしまった。
Getty Images前線で精力的に動き回り、貴重な2点目も奪取。リーグ戦でのハットトリックという好調を継続させた。
(C)Getty Imagesチーム最多4本のシュートを記録。ヘディングで3点目を挙げたが、もう1~2点取ってもおかしくはなかった。
Getty Images結果的にストーンズの起用には疑問符がつくが、ジェズスの先発起用やフェルナンジーニョの投入など、一定の成果は残した。1点差での勝利はある程度の満足感を得ることができるだろう。
(C)Goal4-3-3の布陣に。アンカーはクロースで、右サイドにはロドリゴが起用された。
(C)Getty Imagesいずれの失点シーンもノーチャンス。だが、4失点で好パフォーマンスと評価することは難しい。
(C)Getty Imagesフォーデンと一進一退の攻防を繰り広げ、1点を奪われ、1点を救った。全体的には平均的なパフォーマンスで、攻撃参加は控えめだった。
(C)Getty Images空中戦では全勝も地上戦ではシティのテクニシャンたちに出し抜かれるシーンが散見。ジェズスやマフレズに簡単に突破されるシーンもあり、不安が残った。
Gettyオサスナ戦の負傷から間に合ったが、結果的に前半のみの出場に。ヘディングシュートでチャンスにも顔を出したが、2失点目ではジェズスのターンに屈した。
Getty Images頼れる便利屋は後半からの出場にも問題なく適応。限られたタッチ数ではあったが、パス成功率は100%だった。
(C)Getty Images対峙するマフレズには手を焼いたが、結果的には2アシストを記録。特に前半33分は、ほとんど攻撃機会がない中でピンポイントクロスを送り、ベンゼマのゴールを見事に生み出した。
(C)Getty Images守備に奔走させられた印象。なかなか攻撃面では前線に飛び出していけず、持ち味をフルには出せなかった。
(C)Getty Imagesアンカーに入り、チームトップのパス数は記録しているものの、局面を変えるような存在にはなれず。守備面では脇を使われるシーンもあり、カゼミロの不在を感じさせる結果に。
(C)Getty Images百戦錬磨のベテランもこの日はややシティの圧力に劣勢だった。それでも、クロースとポジショニングでバランスを取り、後半には持ち上がりからチャンスメイクもあった。
(C)Getty Images先発に抜擢されたロドリゴは右サイドで起点を作るプレーもあり、強烈なシュートでゴールも脅かした。だが、インパクト不足であったことは否めない。
Gettyそれほどチャンスが多くなかった中で2ゴールを記録。巧みなポジショニングから記録した1点目はもちろん、豪胆さを見せたパネンカでのPKもワールドクラスそのもの。ベンゼマ自身は「PKには自信があったからやっただけ」と言ってのけ、今年のバロンドール受賞も夢ではない。
(C)Getty Images得意のドリブルで仕掛けるシーンは数えるほどだったが、それでもシティ守備陣の脅威となった。ハイライトは55分。ハーフライン付近から自ら持ち運んでの得点を決め、ワールドクラスの一員であることを証明した。
(C)Getty Imagesロドリゴを先発に起用し、若手アタッカーに期待を寄せたが、結果的には不発。それでも、ベンゼマとヴィニシウスという2人のクラックが個人の力で3ゴールを奪った。当人も語った通り、「ベルナベウには魔法がある」だけに、勝負はセカンドレグへと持ち越された。