いよいよ間近に迫った2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦。トルコのアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥで、マンチェスター・シティとインテルが激突する。
昨季王者レアル・マドリーを準決勝で下して決勝へ進出し、プレミアリーグとFAカップの二冠をすでに達成しているマンチェスター・Cだが、選手たちやジョゼップ・グアルディオラ監督も三冠達成への思いを何度も口にしてきた。直近公式戦27試合の戦績は21勝5分け1敗。1敗はリーグ優勝が決まった後の紹介試合のみであり、現在「世界最強のチーム」との評価に相応しい戦いを続けてきている。
そしてスペイン大手紙『as』副編集長であるハビ・シジェス氏も、その意見に賛同。存在そのものが「奇跡」であるとも表現している。
では、そんな「奇跡のチーム」相手にインテルはどう戦うべきなのだろうか? マンチェスター・Cのどこを狙い、何を徹底すべきなのだろうか? 同氏が紐解いていく。
文=ハビ・シジェス/スペイン紙『as』副編集長
翻訳=江間慎一郎








