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マン・Uがパーマー獲得を断念。今夏はカゼミーロの後継者確保を最優先に

  • 『ザ・ミラー』によると、マンチェスター・ユナイテッドの首脳陣は今夏の市場でパーマーを追わないことを正式に決定したようだ。現在23歳のパーマーは現在プレミアリーグで最も破壊力のある選手の一人だが、彼を獲得するために必要な資金がクラブの予算を完全に逸脱しているという結論に至った。

    サー・ジム・ラトクリフ共同オーナーとオマール・ベラーダCEOは、協議の結果、チェルシーが要求するであろう「英国史上最高額」の移籍金は、他のポジションの補強を犠牲にしてまで支払う価値はないと判断したようだ。

    また、マンチェスター・U側は攻撃陣が「最優先事項ではない」とも考えている。すでにマテウス・クーニャとブライアン・エンベウモの二人に総額1億3500万ポンド(約285億円)を投じており、現在の戦力層に満足しているからだ。クラブの焦点は、司令塔ブルーノ・フェルナンデスの残留と契約延長を「いかなるコストを払ってでも」成し遂げることに移っている。

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    パーマー獲得という選択肢を消したことで、マンチェスター・Uのスカウトチームは中盤の強化に完全にシフトした。ベテランのブラジル人MFカゼミーロの今夏退団はすでに確定しており、ラトクリフ氏とベラーダ氏は、その穴を世界クラスの若手で埋めることを自らの「使命」と定めている。

    現在、獲得候補リストにはクリスタル・パレスのアダム・ウォートン、ノッティンガム・フォレストのエリオット・アンダーソン、ブライトンのカルロス・バレバの名前が挙がっている。

    ただし、いずれの選手も所属クラブから高額な移籍金を設定されることは避けられず、マンチェスター・Uは不必要な競り合いに巻き込まれないよう慎重な姿勢を崩していない。戦略は極めて明確だ。パーマーという華やかなアタッカーに予算を使い果たすのではなく、今後5年間のチームの骨格となる「中盤の要」に全精力を注ぐつもりだ。

  • そもそも、マンチェスター市内のワイゼンショー出身であるパーマーが、地元への帰還を熱望しているという憶測がこの噂の火種だった。ロンドンでの生活に馴染めず、故郷に近い場所でのプレーを望んでいるという報道はユナイテッドファンを熱狂させたが、クラブ側が早々に交渉を拒否したことは、これがチャンスではなく、条件引き上げを狙った代理人側のリークであると見抜いたためかもしれない。

    さらに、パーマーの契約状況が移籍を極めて困難にしている。彼は2024年に2033年までの「9年契約」という超長期契約にサインしており、チェルシーが交渉において圧倒的な主導権を握っている。チェルシー側が望むだけの「言い値」を提示できる以上、マンチェスター・Uに勝ち目はなかったのだ。

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    チェルシーのリアム・ロシニアー監督も、この噂に不快感を露わにしている。

    「安心させる理由などどこにある?あまりにも非現実的で、どこから湧いてきた話かも分からない。そこに真実など何もないし、議論する余地さえない。それが私の立場だ」

    監督はパーマーと密にコミュニケーションを取っており、彼が不満を抱いている様子はないと強調した。

    「コール(パーマー)は非常に満足している。彼とは何度も話し合っているが、議題は常に『どうすればチームを、そして彼自身を向上させられるか』ということだけだ」

    北からのささやきが止まない中でも、パーマーの将来は依然として「青(チェルシー)」に染まったままであるようだ。

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