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Real Madrid CF v Real Betis Balompie - LaLiga EA SportsGetty Images Sport

アントニーがベンチで衝撃行動。「クラブへの敬意を欠いたものではない」と釈明

  • 事件は日曜日、敵地メンディソロッツァで行われたアラベス戦(1-2で敗北)で起きた。マヌエル・ペジェグリーニ監督率いるベティスにとって悲惨な夜となったが、なかでも元マンチェスター・ユナイテッドのフォワードが見せた行動は、チームのフラストレーションを象徴するものだった。

    『マルカ』によると、24歳のアントニーは欠場者が続出するチームを救うため、痛みを抱えながら強行出場していたという。彼は恥骨の継続的な問題により、週半ばのヨーロッパリーグを欠場していたが、このアラベス戦には間に合わせた。しかし、ピッチ上では明らかに本来のキレを欠き、停滞したプレーに終始した。

    後半にホームチームが追加点を挙げ、0-2となった直後の59分、ペジェグリーニ監督は3枚替えを決断。アントニーも交代を告げられた。ベンチに戻ったアントニーは怒りを爆発させ、床にあったウェアを激しく蹴り上げると、グローブを投げ捨てた。さらにカメラは、彼が顔を覆い、今にも泣き出しそうなほど感情を露わにする姿を捉えていた。

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    この映像が拡散し、憶測が広がる中、アントニーは月曜の夜にInstagramのストーリーを更新。自らの怒りの矛先は、監督やチームメイトではなく、自分自身に向けられたものだと強調した。

    「我々はシーズンの極めて重要な局面にあり、今最も重要なのはベティスというクラブそのものだ。前回の試合で映し出された僕の姿は、あくまで競争心と自分に対する高い要求を反映したものであり、決してクラブやグループへの敬意を欠いたものではない。我々は団結し、懸命に働き、目標だけに集中し続けている」

  • 今回の騒動の背景には、切実な事情がある。『マルカ』によると、アントニーの怒りは交代の決断に対してではなく、強行出場したにもかかわらずチームに貢献できなかった自分自身のパフォーマンスに向けられたものだったという。

    彼は恥骨の負傷を抱えており、万全の状態ではない中で「この試合を逃したくない」という一心でピッチに立った。しかし、結果としてリズムを掴むことができず、サイドラインで感情が溢れ出るという最悪の結末を迎えてしまった。

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    ベティスにとってこの敗戦は、チーム全体のパフォーマンスが低調な「最悪の夜」となった。試合直後はベンチでのアントニーの挙動ばかりが注目されたが、選手本人が迅速に騒動の鎮火に動いたことで、チーム分裂の危機は回避された形だ。

    アントニーが語るように、チームは現在「重要な局面」にある。今後は、彼が抱える負傷の回復とともに、その強すぎる「自己要求」をいかにピッチ上での結果に繋げられるかが焦点となるだろう。

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