今夏の移籍市場でマン・Cが狙うのは？デ・ブライネの後釜としてヴィルツ獲得に本腰

『デイリー・メール』によると、マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は2024-25シーズンの不振を受け、引き続きスカッド再建に躍起になっており、レヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツをクラブの未来における重要な選手と見ているようだ。ケヴィン・デ・ブライネは2025年夏に契約が切れ、契約延長のサインはされておらず、より若い後継者の枠が空く可能性がある。ただ、レヴァークーゼンはヴィルツの価値を8500万ポンド（約162億円）以上と評価している。

デ・ブライネは6月で34歳を迎え、グアルディオラ監督によって出場時間の管理がますます厳しくなっている。同様にMFでプレーするマテオ・コヴァチッチ、イルカイ・ギュンドアン、ベルナルド・シルヴァもすべて30歳以上となっている。マンチェスター・シティは1月にオマル・マーモウシュ、ニコ・ゴンサレス、ヴィトール・レイス、アブドゥコディル・フサノフを獲得し、スカッドの平均年齢を下げようとしており、ヴィルツの獲得は大きな意思表示となるだろう。

ヴィルツは過去18ヶ月間でヨーロッパ最高のチームの一つとなったバイエル・レヴァークーゼンの主力選手だった。ドイツ人選手は昨シーズン、レヴァークーゼンがブンデスリーガとDFBポカールを制し、ヨーロッパリーグ決勝に進出した際に18ゴール20アシストを記録し、今シーズンもブンデスリーガとチャンピオンズリーグで戦う中、さらに26のゴールに絡んでいる。

ヴィルツは昨夏の開催国ドイツでのEURO2024でも活躍し、世界で最も富裕クラブの一つへの移籍は時間の問題となっている。バイエルンも関心を示しており、バイエルンは代表チームのチームメイトであるジャマル・ムシアラとの連携を期待している。そうなると、マンチェスター・シティも彼の獲得に向けて他クラブとの競争は避けられないだろう。