『GOAL』がお送りする新コーナー、「Hidden Gems FC」。かつてレスターで一時代を席巻したエンゴロ・カンテやリヤド・アマフレズのように、キャリア初期はあまり注目が集まっていなかったものの、今や世界最高レベルでの活躍が期待できるポテンシャルを秘めた各国リーグの選手にスポットライトを当てる。そして「Hidden Gems FC」第3弾は、モナコで活躍するMFマグネス・アクリウシェだ。
フランシス・ベーコン、フェルナンド・ボテロ、そしてケース・フェルカーデ……モナコという国は、これまで数々の世界的なアーティストを輩出してきた。そしてこの“リビエラの真珠”で芸術作品を生み出してきたのは、彫刻家や画家だけではない。スタッド・ルイ・ドゥでプレーするフットボーラーも同じく、数々の一流の芸術作品を残してきた。
そして現在のASモナコ最大の「アーティスト」が、マグネス・アクリウシェだ。昨季は公式戦43試合7ゴール13アシストと大ブレイク、今や世界中のビッグクラブからの注目を集める23歳だが、これまでの道のりは決して平坦ではなかった。今回は、モナコから新たに世界へと飛躍するであろう逸材を紹介する。




