デコがバルセロナの夏の移籍計画の最新情報を明らかに「ディアスもラッシュフォードも好きだ」

バルセロナは今季、2019年以来となる最高のシーズンを過ごした。ハンジ・フリック監督の高強度なサッカーが国内3冠に導いたからだ。ラフィーニャ、ロベルト・レヴァンドフスキ、ラミン・ヤマルの3トップがヨーロッパで破壊力を披露し、合計92ゴールを記録。スーパーサブのフェラン・トーレスは19ゴールを挙げた。

そんな中、バルセロナは今夏、リヴァプールのルイス・ディアスとマンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードを最有力候補として新たなウィンガーの獲得を検討している可能性があると報じられている。

バルセロナのスポーツディレクターであるデコ氏は現在、前述のプレミアリーグのスター選手両方を気に入っているが、クラブは現在の選手の契約更新によってスカッドの強化を優先すると主張。デコ氏はまた、36歳のレヴァンドフスキの代替選手がほとんどいないにもかかわらず、9番のポジションでプレーできる異なるプロフィールの選手が多数いるため、本格的なストライカーの獲得には動かない可能性が高いと付け加えた。

デコ氏は『RAC1』のインタビューで現状を説明した。

「他のクラブと契約している選手について話すのは、敬意を払う意味で複雑だ。私たちはルイス［・ディアス］が好きだし、［マーカス・］ラッシュフォードも好きだし、他の選手も好きだ。市場に行くとき、私たちが知っていてチームを改善できる名前がある。ただ、私たちの大きな優先事項は、家にあるものを強化することで、ペドリ、ガビ、アラウホ、ラフィーニャ、クンデの契約更新だ。人々が補強について話すとき、常に海外から来る選手のことを考えると理解しているが、私にとって契約更新も補強だ。ラミンは歴史上最高の補強だ。それから、チームが改善できるなら。今シーズン見てきたことから、ストライカーを助けるために私たちが持っているものとは異なるプロフィールの選手が必要だ。フェルミンはウィンガーとしてプレーして良い成果を挙げた。スカッドの構成も市場次第だ」

「スカッドには素晴らしいシーズンを過ごしたフェラン・トーレス、偽の9番としてのダニ・オルモ、フェルミンなど、そこでプレーできる選手がいる。このスカッドはレヴァンドフスキがいないときの内部的な解決策を持っている。インテルにはテュラムのような純粋なストライカーがいるが、PSGにはいないし、アーセナルにもいない。9番を探すことに固執すべきではない。今日私たちには一人いるし、多くの解決策がある」

バルセロナは今シーズン、チャンピオンズリーグ優勝という究極の目標を達成できなかった。しかし、補強と守備の改善が、クラブの6回目のヨーロッパタイトル獲得に役立つことを期待している。