プレミアリーグ史上最高額の移籍金となる可能性。リヴァプールがヴィルツ獲得に向けて約245億円を用意へ

『ビルト』によると、リヴァプールはレヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツ獲得に対し、これまで2度のオファーを拒否されたが、今後、合意に近づく可能性があるという。レヴァークーゼンのCEOであるフェルナンド・カーロ氏は1億4000万ユーロから1億5000万ユーロ（約245億円）の間の移籍金を要求している中、リヴァプールの最高経営責任者であるマイケル・エドワーズ氏がクラブのオーナーから1億5000万ユーロを使用して取引を成立させる許可を得たようだ。

2023-24シーズンのブンデスリーガでレヴァークーゼンを歴史的な国内2冠に導いたヴィルツは、すでにリヴァプールへの移籍について個人条件に合意したと伝えられている。そのため、ヨーロッパ中のビッククラブに関心を持たれているものの、リヴァプールが争奪戦に勝利する可能性が高い。また、両クラブは可能な限り早期の取引成立を望んでいるとのことだ。

ヴィルツはリヴァプールで背番号10を着用することを希望していると考えられている。だが、現在その番号はアレクシス・マクアリスターが着用。ブライトンからリヴァプールに移籍して以来、マクアリスターは素晴らしいパフォーマンスを続けているため、そこが問題となる可能性があるようだ。

水曜日の夜、リヴァプールファンは新加入の候補に挙がっている選手を観察する機会を得るだろう。ネーションズリーグ決勝進出を狙うドイツ代表の一員として、ヴィルツはポルトガル代表との試合に出場する予定だ。一方、リヴァプールはレヴァークーゼンとの移籍交渉を継続中。今回の移籍が決まれば、プレミアリーグ史上最高額の移籍金となる可能性がある。