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プレミアリーグ優勝争いを左右する6選手:遠藤航、ハーランドらリヴァプール&マンチェスター・シティの鍵を握るスターたち

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プレミアリーグ2023-24 第28節
リヴァプール vs マンチェスター・シティ
2024年3月11日(月)午前0時45分キックオフ

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ユルゲン・クロップ監督に有終の美を飾らせたいリヴァプールと、史上初の4連覇に挑むマンチェスター・シティ。第27節終了時点で前者は勝ち点63で首位、後者は同62で2位。この両チームは今季もプレミアリーグ優勝争いの主役だ。だからこそ、10日に控える今季最後の直接対決は本当の意味でタイトルレースを左右する“天王山”となる。この試合の結果次第で、3位アーセナル(勝ち点61:第27節終了時点)を含めた3チームの最終順位が見えてくるだろう。

そんな必見のビッグマッチを前に、『GOAL』ではリヴァプールとマンチェスター・シティの「優勝争いを左右するキーマン」を3選手ずつピックアップした。

  • endo liverpool(C)Getty Images

    MF遠藤航(リヴァプール)

    リヴァプールが補強に苦戦する中、昨夏の移籍市場閉幕ギリギリで加入した遠藤航。イングランドでは名の知れた存在ではないため当初は懐疑的な声が多く、実際に第15節までは先発わずか2試合と適応に時間はかかった。しかしカップ戦を中心に徐々にフィットすると、その抜群のボール奪取能力を発揮してカウンタープレスの中心に。チーム理解が進みビルドアップ時のポジションや選択も大幅に改善すると、完全に首位を走るチームの主役の1人となった。アジアカップに出発する前、クロップが冗談交じりに「グループステージ敗退してくれたら嬉しいよ(笑)」と話すなど、それだけ遠藤の重要性は高まっている(半分以上本音だろう)。カラバオカップでも120分間の激闘を戦い抜いてタイトルをもたらしていたが、あの試合の交代策に指揮官とチームの信頼のすべてが現れている。直接ゴールに絡むことはないかもしれないが、「リヴァプールがリヴァプールらしくあるため」には欠かせない存在だ。今回の天王山では、ケヴィン・デ・ブライネやベルナルド・シウバといった世界最高峰の選手を彼がいかに潰せるか・仕事をさせないかが鍵を握る。そして、その先のタイトルレースを左右する選手であることは間違いない。

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  • nunez liverpool(C)Getty Images

    FWダルウィン・ヌニェス(リヴァプール)

    昨夏8500万ユーロとされる移籍金でリヴァプールに加わったが、初年度はプレミアリーグ29試合で9ゴール。今季もビッグチャンスを決めきれないシーンは多く(ポスト直撃はリーグ断トツの9回)、だからこそ物足りなさを感じる人もいるはずだ。しかし決定機を逃した数と同じかそれ以上に、とんでもないスーパーゴールや土壇場の決勝点を叩き込んできた。今季リーグ戦での10ゴール7アシストはどちらもモハメド・サラーに次ぐチーム2位。直近のノッティンガム・フォレスト戦(1-0)に代表されるように、「ここぞ」という場面に異常な強さを発揮する。この2面性こそがヌニェスの真骨頂であり、“世界最高のエンターテイナー”の1人である所以だ。10月にはOBジェイミー・キャラガーが「キャプテン・ケイオスのようだね!」とも表現している。それでもシーズンが進むにつれて驚くようなミスは少なくなり、短い出場時間でも確実に結果を残せるようになってきた。この情熱的なストライカーのゴール前での仕事ぶりがリヴァプールの勝ち点、そしてタイトルレースに直結することは確か。どちらに転ぶかは、シーズンが終わってからのお楽しみだ。

  • van dijk(C)Getty Images

    DFフィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)

    首位を走るリヴァプールの中心にいる選手の一人がフィルジル・ファン・ダイクだ。32歳となったが、今季は主将としてプレミアリーグでは出場停止の2試合を除く全試合に出場。また、カラバオカップ決勝チェルシー戦では殊勲の決勝ゴールを挙げるなど、その勝負強さは健在だ。2020年に重傷を負ってから長らくトップフォームを失っていたが、今季は完全復活を印象付けており、空中戦勝利数(112)はプレミアリーグトップの数字となっている。同時にイブラヒマ・コナテやジャレル・クアンサーといった相方のDFも育てており、コナテは「試合中も練習中も彼から多くを学んでいる。彼は僕に素晴らしいアドバイスをくれたし、そのおかげで今の僕がある」と認める。リヴァプールで絶大な影響力を持っており、マンチェスター・シティとの大一番を制せば自身にとって2度目のプレミアリーグ優勝も見えてくる。今季のプレミアリーグMVPも視野に入れ、この大一番へ臨む。

  • foden(C)Getty Images

    MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)

    10代の頃からイングランド代表とマンチェスター・シティの至宝と称されてきたフォーデンは今、選手として新たな次元に足を踏み入れようとしている。公式戦18ゴール10アシスト、プレミアリーグでの11ゴール7アシストは、この時期で既にキャリアハイの数字。スター揃いのリーグの中でも目を引く「止める・蹴る」という基本技術の高さ、そして豊かなプレービジョンに裏打ちされた多彩な仕掛けにより、定位置の右ウイングのみならず、左ウイング、セカンドトップのどこからでもゴールに直結する決定的なプレーを繰り出し続けている。直近のユナイテッドとのダービーでも2ゴールで勝利の立役者となった23歳には、ジョゼップ・グアルディオラ監督も「(英国で)最高の選手の一人。彼は今シーズンのMVP。彼ほど決定的な活躍をした選手はいない」と舌を巻く。リヴァプールとの首位攻防戦でも決定的な仕事を果たせば、個人タイトル奪取に向けても大きな声明となるだろう。

  • haaland(C)Getty Images

    FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)

    昨季に個人タイトル4冠(リーグMVP・最優秀若手選手、FWA最優秀選手、PFA最優秀選手)を獲得したノルウェーの怪物はとどまるところを知らない。公式戦53試合で52得点を挙げた昨季に続いて今季も同32試合で29得点と、1試合に約1ゴールのペースでネットを揺らし続けている。直近のダービーでは信じられない決定機逸があった後に名誉挽回のゴールを奪取。指揮官は23歳のFWについて「偉大な選手は可能な限り素早くミスを忘れる。彼もそうだ。偉大な選手の特徴だ」と、恵まれたフィジカルと得点感覚だけでなく、類まれなメンタルもゴール量産の要因と主張した。シティでは通算81得点をマーク。過去2シーズン、この男がスコアボードに名を連ねた試合でチームはいまだ無敗というタリスマンでもある。すでにトレブルに導いたように、まさにチームを勝たせられる選手であるハーランドはリヴァプールとの首位攻防戦だけでなく、タイトルレースの行方を左右させる最重要人物だ。

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    MFケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)

    今季はハムストリングの負傷やフィットネスの問題で公式戦13試合の出場にとどまっているケヴィン・デ・ブライネ。フル稼働とは程遠い状況であるものの、出場すれば大きなインパクトを残し、12アシストというその特徴にふさわしい数字を残している。チームの絶対的エースであるアーリング・ハーランドも「彼の影響力は絶大。お互いが何を求めているのか分かっていると思う」とチームにとって欠かせない存在であることを強調している。リヴァプール戦前最後の公式戦となったチャンピオンズリーグ・ラウンド16セカンドレグコペンハーゲン戦では温存され、リヴァプール戦へ向けてフルコンディションで戦う準備は整った。激しい強度の中でも必殺のスルーパスでゴールを演出する能力は首位リヴァプールにとっても脅威となるはずであり、彼の一挙手一投足から目が離せない。

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