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リヴァプール、21世紀の最強ベストイレブン。ジェラードらレジェンドに現欧州王者組が融合した超強力メンツ

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    欧州ビッグクラブの21世紀のベストイレブンは? 『Goal』では、ビッグクラブの21世紀ベスト11を選定。2001年以降の出場試合数とクラブ貢献度、個人パフォーマンスをベースにユーザーアンケート結果を加味したうえで、期間最高の11人を選出した。第5回はリヴァプール編だ。

    ■他のビッグクラブの21世紀ベスイレは?
    マンチェスター・U編
    レアル・マドリー編
    ミラン編
    バルセロナ編
    インテル編
    チェルシー編
    バイエルン編
    ドルトムント編
    アーセナル編
    ユヴェントス編
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    ゴールキーパー:ホセ・マヌエル・レイナ
    在籍期間:2005年~2013年

    単純なゴールキーパーとしての能力で言えば現在の守護神であるGKアリソン・ベッカーがベストだが、貢献度の面では8シーズンにわたって守護神を務めたレイナに軍配が上がる。プレミアリーグでの285試合でクリーンシートの回数は134回。達成率にして約47%という驚異的な記録を保持している。至近距離からのシュートに対する素晴らしいレスポンスに加え、圧巻のパントキック技術を有し、攻撃の起点としても多くの良質なボールを供給した。
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    右サイドバック:トレント・アレクサンダー=アーノルド
    在籍期間:2016年~現在

    右サイドバックは、リヴァプールにとって長らく懸念のポジションであったが、下部組織から最高傑作が生まれた。6歳からユースに在籍してきたA=アーノルドは、2016年にデビューを果たすと、瞬く間にトップチームに定着。右サイドバックながらゲームメークできる戦術理解度とプレービジョンを有しており、その右足のクロスは精密機械のよう。2018-19シーズンにリーグ戦12アシストを叩き出すと、今季も既に同じアシスト数を記録。末恐ろしい21歳だ。
  • Jamie Carragher FC Liverpool Queens Park Rangers Premier League 05192013Getty

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    センターバック:ジェイミー・キャラガー
    在籍期間:1996年~2013年

    リヴァプールのセンターバックと言えばこの男だろう。リヴァプール一筋で17シーズンにわたって活躍し、出場試合数はスティーブン・ジェラードを上回るクラブ歴代2位の737試合を記録(1位はイアン・キャラハンの857試合)。2000年代前半には、サミ・ヒーピアと共に鉄壁のセンターバックラインを形成した。全盛期は機動力を活かしたカバーリング技術に定評があり、気迫を前面に押し出したプレーで精神的支柱としてもチームを支えた。
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    センターバック:フィルジル・ファン・ダイク
    在籍期間:2018年~現在

    このオランダ代表主将は、在籍わずか2年でもメンバーに選ばれるに値する存在感を見せている。7500万ポンドという高額移籍には懐疑的な見方もあったものの、今ではバーゲン価格だったとさえ言われている。抜群の身体能力と一対一の強さ、カバーリング、空中戦と穴がないことに加え、ビルドアップ技術も備える完全無欠のセンターバック。2018-19シーズンには、クラブの14年ぶり欧州制覇に大きく貢献し、DFながらUEFA年間最優秀選手に選ばれる快挙を達成した。
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    左サイドバック:ジョン・アルネ・リーセ
    在籍期間:2001年~2008年

    ノルウェーのレジェンドであるリーセは、2000年代のプレミアリーグを代表する左サイドバックの一人だ。キャノン砲のような強力な左足のキックと推進力ある突破を武器とし、左サイドバックだけでなく左サイドハーフとしても多くの試合でプレー。ときにはフリーキックなどプレースキックでもファンを魅了した。現レギュラーのアンドリュー・ロバートソンを抑えての選出だ。
  • Luis Garcia & Xabi Alonso LiverpoolGettyimages

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    アンカー:シャビ・アロンソ
    在籍期間:2004年~2009年

    当時はスペインの一線級の選手がプレミアリーグでプレーすることは多くなかったが、シャビ・アロンソは成功選手の先駆け的存在となった。当時のラファエル・ベニテス監督が引き入れた教え子は、ジェラードと共に中盤を制圧。プレミアリーグ随一のロングパスとフィード技術を誇り、圧巻の展開力でパスを散らし、当時のチームを操った。
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    セントラルMF:ジョーダン・ヘンダーソン
    在籍期間:2011年~現在

    2011年にサンダーランドから加入したヘンダーソンも、気づけばもう9シーズン目。有望な若手として加入してからなかなか期待に応えることができず、失敗の補強とさえ言われていた。しかし、根気強く改善を続けた男は、ジェラード引退後のチームの中で徐々に存在感を増し、今では欠かすことができない選手に成長。そしてついに昨季、誰もが認める主将としてビッグイヤーを掲げた。右インサイドハーフとして躍動した昨季から、今季はファビーニョ不在時にアンカーとしても出色のパフォーマンスを継続してきた。
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    セントラルMF:スティーブン・ジェラード
    在籍期間:1998年~2015年

    21世紀だけでなくクラブの歴史上のベストイレブンでも真っ先に名前が挙げられるべき選手だ。圧倒的なスケールを持った大型MFは、1998年のトップチームデビュー後、17シーズンにわたって活躍。鋭利なタックルでのボール奪取、強力かつ正確なキックとミドルシュート、勝負強さを兼ね備えた完璧なセントラルMFは、サポーターのアイドルとなった。惜しむらくは、そのキャリアの中でプレミアリーグの優勝メダルを受け取る機会に恵まれなかったことだ。
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    右ウイング: モハメド・サラー
    在籍期間:2017年~現在

    ローマで活躍したとはいえ、チェルシー時代に不遇をかこったサラーに対しては、本当に4200万ユーロの価値があるのか議論された。しかし、ユルゲン・クロップ監督の下、ファンに覚醒した姿を見せることに成功。2017-18シーズンにはプレミアリーグで32ゴールを記録して得点王のタイトルを獲得し、PFAとFWAの年間最優秀選手賞をダブル受賞する快挙を達成。それでもフロック視する声は存在したが、翌シーズンにも22ゴール、今季もここまで16ゴールをマークするなど、ウインガーながら素晴らしい得点力を発揮し続けている。
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    左ウイング:サディオ・マネ
    在籍期間:2016年~現在

    2006年から6シーズンにわたって不動の主力を務めたディルク・カイトも捨てがたいが、現最強チームのキーマンとも言えるサディオ・マネを選出。小気味よいドリブルと高いシュート精度、的確なプレー判断でトリデンテの一角を担う男については、カイトと同様に献身的な守備も高く評価されるべき。今季はここまで7試合で決勝弾をマークするなど、厳しい局面での勝負強さも際立っている。
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    センターフォワード:ルイス・スアレス
    在籍期間:2011年~2014年

    マイケル・オーウェン、フェルナンド・トーレス、そして現在のリヴァプールの重要人物であるロベルト・フィルミーノと、混戦となったストライカー枠。在籍は3シーズンだったが、インパクトで言えばスアレスに勝る選手はいないだろう。リヴァプールでは公式戦133試合に出場して82ゴール47アシストという素晴らしい成績を記録。そのゴールへの貪欲な姿勢は、プレミアリーグの多くのDFを恐怖に陥れた。
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    ベストイレブン布陣(4-3-3)

    GK:レイナ
    DF:A=アーノルド、キャラガー、ファン・ダイク、リーセ
    MF:シャビ・アロンソ、ヘンダーソン、ジェラード
    FW:サラー、スアレス、S・マネ

    ■他のビッグクラブの21世紀ベスイレは?
    マンチェスター・U編
    レアル・マドリー編
    ミラン編
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