Getty/GOALポルトガル最高の選手であるクリスティアーノ・ロナウドは現在、サウジ・プロリーグのアル・ナスルでプレー。彼は2027年夏まで中東での契約を結んでいる。最近ピアーズ・モーガンに対し、引退はそう遠くないと語り、1000ゴール達成という最大の目標が目前に迫っていることを強調した。
しかし、ロナウドは42歳を超えてもプレーを続ける可能性があると報じられている。永遠のライバルであるリオネル・メッシがアメリカで新たな契約を結び、2028年までインテル・マイアミに在籍することが決まったのを見てきたからだ。
メッシとロナウドは、バルセロナとレアル・マドリードでそれぞれプレー。ラ・リーガの激しいクラシコ対決で数年間を敵対する立場で過ごしたが、同じクラブでプレーしたことは一度もない。世界中のファンは、彼らが最後にスパイクを吊るす前に、その光景を目にすることを望んでいる。
Getty/GOALオールド・トラッフォードでロナウドと仕事をしたレネ・ミューレンステーンは、この移籍が実現する可能性があると見ている。彼は『Compare.bet』に対し、教え子のアメリカ移籍の可能性について言及。この移籍が実現すれば、アメリカで大きな話題を呼ぶだろうと語った。
「メッシとロナウドがマイアミで同じチームでプレーする姿を想像できるか? 素晴らしい都市だ。彼もきっと行きたがるだろう」
「むしろ、メッシとロナウドのライバル関係を再燃させるのは素晴らしいことだ。ロサンゼルスはどうだろう? クリスティアーノはハリウッドに近いロサンゼルスに移る可能性が高いと思う。おそらく次なる目的地はそこだろう」
「MLSが急成長したのは、サッカー世代が育ったからだ。今スタジアムに足を運ぶ子供や大人たちは、サッカーをプレーし、観戦しながら育ってきた。彼らは野球やアメリカンフットボール、バスケットボールにはあまり興味がない」
「これがアメリカにおけるサッカーの勝利であり、私が常に提唱してきたことだ。他のスポーツと対立する必要はない。その理由はない。共存する場所を見つけるべきだ。そして彼らはそれを実現した」
「ロナウドがブラジル移籍に興味を持つとは思えない。言語は同じだが、MLSの注目度やそれに伴うあらゆる要素に惹かれるだろう。ハリウッドには敵わないからね」
ミューレンステーンがロナウドとメッシのマイアミでの共演を提案したのは初めてではない。チェイス・スタジアムのオーナー陣にはマンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、デイビッド・ベッカムが名を連ねている。元ドイツ代表MFディートマー・ハマンは以前にこう語っている。
「クリスティアーノ・ロナウドの力は衰えつつあり、キャリアの終盤に差し掛かっている。欧州復帰は最善策ではないだろう」
「アメリカ移籍は理にかなっているが、現地でスーパースターとなるにはリオネル・メッシのようにピッチで圧倒的な存在感を示さねばならない。欧州ではもはやそれが難しいかもしれないが、アメリカではスポーツを問わずエンターテインメントを求める観客が多い。素晴らしい物語になる可能性がある」
Gettyロナウドは元マンチェスター・ユナイテッドのチームメイト、ルイ・サハから「もしアメリカン・ドリームを追う決断をしていたら、リオネル・メッシよりも多くのゴールをMLSで決めていたはずだ」と語られている。
その可能性はまだ残されているが、時間は刻々と過ぎている。インテル・マイアミはセルヒオ・ブスケツとジョルディ・アルバの退団に備えて新戦力の獲得に動く見込みで、ベテランのウルグアイ人FWルイス・スアレスも引退に近づいている。もしロナウドがフロリダ行きを見送るなら、カリフォルニアのLAFCで元トッテナム主将のソン・フンミンと合流する道もあるだろう。
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