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エンバペがベンフィカ戦の惨敗を受けてチームメイトを非難「欲求が足りない!」
レアル・マドリーはリーグフェーズをトップ8で終え、ラウンド16への自動進出を決めるという目標は、リスボンで無残に打ち砕かれた。解任されたシャビ・アロンソ監督に代わり暫定監督を務めるアルバロ・アルベロア監督の下、レアルはエスタディオ・ダ・ルスでなす術なく敗れた。
エンバペの先制ゴールで幕を開けた試合だったが、ハーフタイムまでに逆転を許すと、その後は元レアル監督ジョゼ・モウリーニョ率いるベンフィカの軍門に降った。試合終了間際の98分、ベンフィカのGKアナトリー・トルビンにヘディングシュートを叩き込まれるというダメ押しゴールまで許し、最終スコアは4-2。レアルは9位に沈み、皮肉にもプレーオフで再びベンフィカと対戦する可能性を残している。
Getty試合後の取材に応じたエンバペは、ワールドカップ覇者らしい厳しい言葉を並べ、チームの精神面に疑問を呈した。
「質の問題でも戦術の問題でもない。相手よりも強く勝ちたいという『欲求』があるかどうかの差だ。全てを懸けて戦うベンフィカの姿勢は見えたが、我々にはそれが欠けていた。それが最大の問題だ。共に戦う理由はあったはずだ。我々はトップ8、彼らはプレーオフ圏内を目指していた。しかし、それをピッチで表現できていたのはベンフィカだけだった」
「明確な説明はできないが、一貫性がない。ある日はできても、別の日はできない。そんなことはあってはならないんだ。『チャンピオンのチーム』は、そんな戦い方はしない。 試合数が2試合増えたのは痛いよ。2月はチームを磨き上げる時間が欲しかったのに、プレーオフを戦わなければならなくなったのだから」
恥ずかしい: レアル・マドリードがベンフィカのゴールキーパーに得点を許した
エンバペはその後も言葉を続け、チームの一貫性のなさに明らかな苛立ちを露呈させた。レアル・マドリーは、コパ・デル・レイで格下アルバセテに屈辱的な敗北を喫した直後、ラ・リーガで2連勝を飾り、さらに欧州の舞台でもモナコに6-1で圧勝するなど、復調の兆しを見せていたからだ。
「今日我々がやったことは、およそ正常なことではなかった。トップ8に入って試合数を2試合減らし、チームの負担を軽くするという明確な目標があったにもかかわらず、あまりにも最悪なスタートを切ってしまった(内容的には)彼らが先制して当然だった。我々は一度のチャンスを活かして得点し、それで試合を立て直せると思ったが、実際にはその逆だった。彼らの方が一貫して優れており、もしハーフタイムの時点で5-1とリードを広げられていたとしても、誰も驚かなかっただろう」
「起きてしまったことを変えようという強い意図を持って後半に臨んだ。しかし、ダイレクトプレーから手痛いゴールを許し、そこで試合は終わってしまった。1点ビハインドの状況で押し込もうとしても、相手は巧みに時間を浪費してくる。それもフットボールの一部だが、我々は試合のペースを握れず、決定機を作るための創造性も不十分だった」
さらに、ウクライナ人GKトルビンにまでゴールネットを揺らされた屈辱的な4点目について問われると、エンバペは吐き捨てるように付け加えた。
「4点目が入ったところで、敗北という結果そのものが変わるわけではない。だが、あれは少し恥ずべきことだ」
Getty『ABCスポーツ』によれば、エンバペは「シーズンが重要な局面に入る中で、一部のチームメイトが見せる無責任な態度にますます苛立ちを募らせている」という。
自身は今季29試合で36得点という驚異的な基準を維持しているエンバペは、周囲にも自分と同じプロ意識を求めている。しかし、ピッチ外での監督交代などの混乱が続く今シーズンのレアルにおいて、彼の高い要求はチーム全体に浸透していないのが現状だ。
レアルは金曜日の抽選会で、プレーオフの対戦相手(ベンフィカまたはボデ・グリムトのいずれか)を知ることになる。欧州での悪夢を振り払い、日曜日のラージョ・バジェカーノ戦で国内リーグの立て直しを図れるか。エンバペが突きつけた「王者としてのプライド」を、チームメイトがどう受け止めるかに注目が集まる。
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