グアルディオラがウォーカーに失望。理由は移籍願望をベギリスタインに伝えていたこと

今シーズン序盤に不調に苦しんでいたカイル・ウォーカーは、1月の移籍市場でマンチェスター・シティからセリエAのミランへレンタル移籍を完了した。『The Athletic』によると、ペップ・グアルディオラ監督はウォーカーが移籍願望を監督本人ではなく、フットボールディレクターのチキ・ベギリスタインに伝えたことに落胆していたという。

ウォーカーは2017年の加入以来、グアルディオラ監督のもとでマンチェスター・シティの最も重要な選手の一人として6度のプレミアリーグタイトル、チャンピオンズリーグ優勝、その他多くの国内タイトル獲得に貢献した。二人は共に過ごした時間の中で親密な関係を築いており、そのためグアルディオラ監督は何でも相談できると考えていたウォーカーが移籍願望を別の場所に持ち込んだことに「失望」したようだ。

1月にウォーカーの移籍願望を明かした際、グアルディオラ監督はこう述べていた。

「カイルなしでこのクラブが成し遂げたことを理解するのは不可能だ。彼は我々のライトバックとして、我々が持っていなかったものを与えてくれた」

ウォーカーは日曜日のインテルとのダービーマッチでミランデビューを飾り、試合は90分に同点ゴールを許して1-1の引き分けに終わった。チームはセリエAで現在8位につけており、来シーズンのヨーロッパ大会出場権獲得に向けて課題を抱えている。また今月にはフェイエノールトとのチャンピオンズリーグプレーオフを控えている。