Getty/GOALChris Burton
物議を醸したベリンガム父の行動は「滑稽。こうした行為は根絶すべき」…イングランド代表のレジェンドが酷評
Getty今夏にドルトムントへと加入したジョーブ・ベリンガム。しかし、ブンデスリーガ開幕戦での父親マーク氏の行動が物議を醸すことに。ザンクトパウリ戦でジョーブが前半のみで交代すると、この采配にマーク氏が激怒。ロッカールームへと入り込み、クラブの幹部陣に詰め寄ったことが伝えられている。
そしてマーク氏のこの行動の後、ドルトムントはトンネルエリアへの友人や家族の侵入を禁止していた。
1966年ワールドカップ優勝に貢献し、イングランド代表のレジェンドであるジェフ・ハースト氏は、ブリストルで行われたイベントに出席した際、ベリンガム兄弟について言及。両者を高く評価しつつも、父親の行動を批判した。『The Sun』が伝えている。
「腹立たしいのは、イングランドで最も影響力のある人物、ベリンガムの父親に関してだね。試合で息子が交代させられたことに文句を言ったようだが、まったくもって滑稽だよ。こうした行動を根絶しなければならない。恥ずべき行動だ」
またハースト氏は、イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督についても言及。“スリーライオンズ”の指揮はイングランド人指揮官が執るべきだとも主張している。
「(1966年ワールドカップ優勝に導いた)アルフ・ラムゼイ卿をはじめ、これまで代表チームで最高の結果を残してきた監督は、イギリス人であると強く主張しなければならない。そして他の多くの国々と同様、私は一般的に、選手と同じ国籍の監督を代表の監督に迎えることを好んでいる」
「残念ながら、プレミアリーグの最高レベルで活躍している指揮官は多くが外国人監督であり、イギリス人指揮官は多くない。長年プレミアリーグで成功している指揮官もね」
「監督の価値は極めて単純に評価される。つまり、トゥヘルが来夏のワールドカップで好成績を収めれば、彼の仕事は素晴らしい成果と言えるだろう。だが、もし我々が初戦で敗退すれば、彼は完全なる時間の無駄遣いだったと評価されるね」
Getty Images「トーマス・トゥヘルは、イングランド代表監督として成功する資質を全て備えているように見える。だが、結局は結果が全てだ。ワールドカップを再び制覇できれば、監督の国籍がどこであれ、我々全員が心の底から喜ぶだろう。もう待ち望まれすぎた優勝だしね。だが、それは難しいとも思う。スタートはあまり良くないし、いくつかの試合では精彩を欠いた。監督がチームを見極めるのは時間がかかるよ。ラムゼイが3年間かかったようにね」
「代表監督も、クラブ監督と同じく批判に晒される。それは避けられない。だが、私は悲観主義者ではない。常に良い結果を強く期待しているよ。今もこれまで以上に楽観的だ。個人的にはイギリス人監督を推すが、彼の幸運を祈る」
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