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「モウリーニョがカメラに割り込んで…」元プレミアリーグ名物審判員が明かす逸話とは?

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  • モス氏はプレミアリーグで11年間審判員を務める
  • モウリーニョ監督とは「愛憎関係」?
  • まさかのエピソードとは…
  • イングランド最高峰のリーグで数百試合を担当したモス氏。プレミアリーグでは通算907枚のイエローカード、14枚のレッドカードを提示したほか、81回のPKを命じている。これは平均すると3.4試合に1回与えている計算になる。

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    そんなモスは、審判の技術的な側面はもちろんだが、試合中に強烈な感情を示す選手・監督との対応が最も難しい仕事の1つだと認めている。そして「最もコントロールが難しい監督は?」と問われると、1人の名前を即答した。

  • モスは『Row Z FC』のポッドキャストで次のように語った。

    「私は常に、ジョゼ・モウリーニョに対して愛憎入り混じった感情を抱いていたよ。彼を3回も退席処分にしているが、本当に素晴らしい監督だと思っていた。タイトルに挑戦するという点で、彼の性格は素晴らしかったと思う」

    「我々はアンソニー・テイラーとともにヨーロッパリーグの決勝戦に向かったが、彼はまるで久々に再開した兄弟のように駐車場で迎えてくれたよ。一方で、ロッカールームで彼と激突し、自らの立場を主張しなければいけないこともあったね」

  • かつてチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムで指揮を執ったモウリーニョ監督。数々のタイトルを手にした名将について、モスはあるエピソードを明かしている。

    「私は『ジョゼ、君はテレビで審判の良いところを言ったことがないじゃないか!』と伝えたんだ。すると彼は『ちょっと待ってろ!』と言って走り出した。ある選手がスカイスポーツのインタビューを受けていたんだが、その選手を押しのけて、カメラに向かってこう言ったんだよ。『今日のレフェリングは最高だった!』とね。そして『ほら、借りは返してもらおうかな』と残して去っていったよ」

  • Aston Villa v Chelsea - Premier LeagueGetty Images Sport

    なお、モウリーニョ監督は現在トルコの名門フェネルバフチェを指揮している。先日にはヨーロッパリーグでレンジャーズに敗れて敗退したが、国内リーグではタイトルを争う状況。首位ガラタサライとは9ポイント差の状況であるものの、1試合消化が少ない。