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“日本”の虜になったスター選手たち「息子はぜひ日本代表に…」と語ったのは?

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    これまで数々のスター選手が日本に来日、もしくは実際にJリーグでプレーしてきた。直近でもスペインのレジェンドであるアンドレス・イニエスタがヴィッセル神戸に加入し、マンチェスター・シティやバルセロナといったメガクラブも日本で試合を行っている。

    『Goal』では、数々のスター選手が日本についてどのような印象を持ったのか、何を語ったのかを紹介していく。
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  • Japan WCQ celebration, Alberto ZaccheroniGetty

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    アルベルト・ザッケローニ

    2010年~2014年まで日本代表を率い、ワールドカップ出場やアジアカップ優勝に導いた名将。そして日本を離れてからも、「日本では最高の4年間を過ごすことができた。向こうには、世界中どこを探してもあり得ないような“リスペクト”があるんだ」と語るなど、日本にある文化・伝統などあらゆる面をリスペクトし、好意的に受け止めてくれる指揮官であった。

    極めつけは、昨年11月のインタビューで「正直言って、日本代表の指揮を執ったときほど楽しめたことはこれまでない。私のキャリアにおいて最高の経験だった」との発言。40年にわたるキャリアの中で最も素晴らしい経験だと話している。
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    アレッサンドロ・デル・ピエロ

    ユヴェントス、イタリア代表におけるレジェンド。キャプテン翼や新日本プロレスの熱狂的なファンであり、日本語の公式HPも立ち上げるほど日本を好んでくれている。これまで何度も来日を果たし、東日本大震災時には復興支援プロジェクトを立ち上げ、2000万円以上を寄付。また2019年夏には、企画内で渋谷のスクランブル交差点で華麗なリフティングを披露。「“ストリート・サッカー”でも少しやってみようか!今回も最高に素晴らしい経験ができた。アリガトウ、日本」と綴っている。
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    クラウディオ・マルキージオ

    こちらも、ユヴェントスやイタリア代表に名を刻んだ選手だ。2018年夏には来日し、ユヴェントス主催のイベントに参加、アカデミーにも訪問している。その際にはツイッターで「世界の向こう側でも家にいるように感じられるなんて! 日本はイタリアと同じくらい心が安らぐ!」と投稿。銀座七丁目を私服で歩く姿も公開していた。
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    ダニエレ・デ・ロッシ

    ローマやイタリア代表で数々の栄光を掴んできた伝説的な選手。2017年には妻のサラ・フェルバーバウムさんとともに来日し、東京に加え、京都や大阪、広島などを観光をしていた。そしてイタリア紙のインタビューでは、「本当に大好きになったよ」と言及している。

    また同インタビューでは、日本ではなじみのないタトゥー問題についても語っており、「タトゥーをあまり歓迎していない人がいることを知った。悪い意味でのサプライズを避けるために、どこなら行っても問題がないのか、どこへ行ったらタトゥーを隠すべきなのかを事前に尋ねた。僕らはゲストであるから注意深く、伝統文化には大きな敬意を払わないとね。タトゥーは昔、マフィアを連想するものだったから、高齢の方はあまり受け入れていないようだ。僕はマフィアっぽくないだろ(笑)」と日本人の価値観や考え方に大きなリスペクトを示してくれている。
  • 2019_12_15_maxwell3(C)Goal

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    マクスウェル

    アヤックスやバルセロナ、パリ・サンジェルマン(PSG)で「36」ものタイトルを掲げた名サイドバック。2019年12月にはPSG公式ショップ2号店がオープンしたことを記念して来日し、『Goal』と『DAZN』の共同インタビューに応じ、以下のように印象を語った。

    「とても素晴らしい印象を受けた。以前、2011年(クラブ・ワールドカップ時)に来た時は東京の街を歩いただけであまり時間がなかったけど、それでも素晴らしい印象を抱いた。今回は本当に楽しんでいるんだ。街に出かけたけど、みんな親切で教養がある」

    「街はよく整備されているし、美しい。東京タワーや鮮魚市場、お寺などいろいろな場所に行ったよ。美しい景色と素晴らしい時間、それに美味しい食事を堪能できた。私は日本食が大好きなんだ。本当にエンジョイできた」
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    トルステン・フィンク

    ヴィッセル神戸を指揮していたフィンク。ダビド・ビジャやアンドレス・イニエスタ、ルーカス・ポドルスキといったスター選手を指導している。日本については「印象深い」とし、「これほどフレンドリーで、それと同時に素直で敬意に溢れる人々に会ったことはない」と絶賛している。

    さらに、「ここにやって来ると、自分が外国人だと感じることがなかったんだ。すぐさまこの社会の一員として迎え入れられ、違う対応を受けたり、変な目で見られることもない。まさに理想的だね」と日本での生活に馴染んでいる様子だ。
  • Andres Iniesta Vissel Kobe vs Yokohama Marios

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    アンドレス・イニエスタ

    2018年夏からJリーグへと上陸し、歴代屈指のスター選手として迎え入れられたイニエスタ。すでに2年が経過したが、日本の生活は非常に気に入っているようだ。

    「僕たちはしっかりと適応した。これだけ文化が違うから、最初の数ヶ月こそ厳しいものだったけどね。神戸には海も山もあって、バルセロナに似ている町だ。人々は優しく、敬意を払ってくれる」

    また、日本のサポーター文化には「彼らは負けても喝采を送ってくれるんだ」と感銘を受けたことを明かしている。
  • Andrés Iniesta, Fernando Torres, David Villa : Sagan Tosu - Vissel Kobe : 2019J.League

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    ダビド・ビジャ

    2019シーズンをもってヴィッセル神戸で現役を引退したダビド・ビジャ。スペイン、世界が誇るレジェンドFWだが、日本のサッカーについては「驚きだった」と明かしている。

    「自分はその場にいて物事を見てから分析するのが好きなので、あまり事前にイメージを持たないが、日本のサッカーのレベルの高さには良い意味で驚いた」

    「ベテランだけでなく若くて才能のある未来のある選手もたくさんいるし、サッカー全体のレベルとして素晴らしい国だなとプレーして感じた。自分が最後の1年をここでプレーできたことには本当に喜んでいるし、日本サッカーの持っているポテンシャル、持っている素晴らしい選手は世界で多くのものをもたらすと思っている」
  • 2020-01-19 Podolski KobeGetty Images

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    ルーカス・ポドルスキ

    2017年7月から2020年1月まで神戸でプレーしたポドルスキ。ワールドカップ優勝も経験したドイツの人気者は別れの際にはこのようなメッセージを残している。

    「日本ではたくさんの素晴らしい思い出ができました。日本の風景や街、そしてもちろん日本の人々に関しては良い印象しかありません。ピッチ上でもピッチ外でも3年間本当にかけがえのない時間を過ごせました。感謝の気持ちでいっぱいです!」
  • 2019_4_27_Langerak9(C)Mai KUROKAWA

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    ミチェル・ランゲラック

    オーストラリア代表であり、現在名古屋グランパスでプレーするランゲラック。『SBS』のインタビューでは「日本はすべてがとても清潔かつ安全で、人々は礼儀正しくてフレンドリーだ。僕のような外国人にも親切にしてくれるし、質の高い生活を送ることができる」と、日本での生活を楽しんでいることを明かしている。

    また「息子のサンティアゴは名古屋で生まれた。彼が将来、サムライブルー(日本代表チーム)の一員になることを願っている」と、自身の息子が将来的に日本代表選手になって欲しいと語るほど、この地を愛してくれているようだ。