Japan(C)Getty Images

日本代表の"ミラクルラン"はPKで終了…日本vsクロアチアの勝者と敗者は?

月曜日、アル・ジャヌーブスタジアムでは、クロアチアの経験と気迫が勝利を収めた。公平かもしれないし、不公平かもしれない。PK戦の是非を論じることはできても、クロアチアのPK戦の巧みさを論じることはできない。

1-1のドローに終わり、チャンスはほとんどなかったが、多くのドラマがあった。日本がPKを3回失敗してワールドカップの敗退を決定づけた中で、クロアチアは最終的に成功を収めたのだ。

ルカ・モドリッチ、マテオ・コヴァチッチ、イヴァン・ペリシッチといった古株がフィールドにいなかったにもかかわらず、PK戦を制したクロアチアにとって、この勝利はまたとない名勝負として語り継がれることだろう。2018年のロシア大会では、決勝までの道のりでもう2勝を挙げているが、再びそのような走りをする力があるのだろうか。

日本については、ハートブレイク。純粋に傷心だ。彼らはもう一人の巨人を殺すこと、準々決勝に進むこと、自国の歴史を作ることにあと少しだった。しかし、肝心なところでその度胸がなかった。

『GOAL』では、日本代表vsクロアチア代表の勝者と敗者を紹介する。

  • Livacovic(C)Getty Images

    勝者:ドミニク・リヴァコヴィッチ

    クロアチア以外ではあまり知られていないが、リヴァコヴィッチは今やワールドカップのヒーローである。

    120分を通して何度か大きなストップを見せた後、彼はクロアチアのPK戦のスターとして頭角を現してきた。南野拓実と三笘薫が放った最初の2本のスポットキックは、どちらもかなりお粗末なものだったが、彼はきっちり止めた。

    クロアチア代表のマルコ・リバヤがPKを外したものの、リヴァコヴィッチは吉田麻也のシュートを阻止。マリオ・パシリッチにシュートを決めさせ、4本中3本のセーブを記録した。

    ディナモ・ザグレブのショットストッパー、リヴァコヴィッチは2018年当時、バックアップとしてクロアチア代表の一員だった。今や先発となった彼は、今回彼らが生き残っている重要な理由だ。

  • 広告
  • Japan(C)Getty Images

    敗者:日本のペナルティキッカー

    サッカーの決着は、実に残酷な方法である。PKはちょっとした運、様々な要素に左右される。しかし、ここには運がなかった。

    日本のPKは、勝ち進むには十分ではなかった。吉田麻也、三笘薫、南野拓実の3人が失敗。それ以上言うことはない。

    チャンスもあった。クロアチアのビッグネーム、経験豊富なベテラン選手が退場したことで、日本は自分たちにチャンスがあると思ったに違いない。しかし、南野が弱々しいシュートを放った瞬間から、日本代表はチームから生気を失い、必然的に敗退へと向かっていった。

    日本はジャイアントキリングでここまできた。ドイツとスペインに勝利、圧巻だ。世界中のファンの記憶に残る2勝だろう。

    2人の巨人を倒し、決勝トーナメント進出を決めたが、もう1人を倒す気力はなかったのだろう。

    ▶【dポイントが貯まる・使える】ドコモスポーツくじでWINNER予想!今なら1口200円のクーポンをプレゼント

  • ENJOYED THIS STORY?

    Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0