今夏にマン・Cは「パーティー好き」のグリーリッシュを手放す？元ビッグクラブのチーフスカウトが退団の可能性を指摘

マンチェスター・シティのジャック・グリーリッシュは今シーズン、定期的な出場時間を確保するのが難しい状況にあり、ペップ・グアルディオラ監督率いるチームでは全ての公式戦合わせてわずか14試合のスタメン出場にとどまっている。その結果、イングランド代表のメンバーから外れることになった。

グリーリッシュは契約が残り2年となっているが、マンチェスター・ユナイテッドやブラックバーンでチーフスカウトを務めたミック・ブラウン氏は、夏の退団が検討される可能性があると考えている。彼はグリーリッシュのパーティー好きという評判がクラブの怒りを買っている可能性があると主張している。

ブラウン氏は『フットボール・インサイダー』の取材に対し、グリーリッシュへの見解を明かした。

「彼はグアルディオラの長期計画の一部ではないと思う。彼は今年、たとえフィットして準備ができていても、多くの試合でチームから外れている。それは私にとって、彼らが彼に100％満足していないことを示唆している。ジャックは自分自身に有利なことをしない。彼はいつもパーティーをしている写真やそういったものが出回りがちで、それが常にプレッシャーや憶測を増大させる。シティにはウィンガーが豊富にいて、彼らのプレースタイルにとって重要だ。しかし、彼らはサヴィーニョや（ジェレミー）ドクのようなペースがあり、対峙したDFを抜いてボックスにボールを入れる能力のある選手を好んでいるようだ」

「ジャックが何をするか、そして彼がそれを上手くやることは分かっている。しかし、彼は十分なゴールやアシストを全く記録していない。それはシティにとって問題と見なされるだろうし、彼らは彼を手放す準備ができていると思う。彼の視点からすれば、それは良いタイミングかもしれない。彼は最新のイングランド代表から外れており、代表に戻る唯一の方法は定期的にプレーすることだと考えるかもしれない。それはマンチェスター・シティでは起こらないだろうから、彼は移籍に前向きかもしれないね」

グリーリッシュは2025年になってプレミアリーグにほとんど出場していないが、今シーズンのFAカップには3試合全てにスタメン出場している。グアルディオラ監督のチームが次の試合でボーンマスとの準々決勝に臨むなか、29歳の彼は起用されるのだろうか。