2025シーズンのJ1リーグがいよいよ開幕する。2月14日(金)の開幕戦カード、ガンバ大阪とセレッソ大阪の大阪ダービーを皮切りに、計10試合が行われる。
本記事では、J1リーグ開幕節全試合の見どころを紹介する。
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今すぐ無料体験2025シーズンのJ1リーグがいよいよ開幕する。2月14日(金)の開幕戦カード、ガンバ大阪とセレッソ大阪の大阪ダービーを皮切りに、計10試合が行われる。
本記事では、J1リーグ開幕節全試合の見どころを紹介する。
Getty Images今季J1リーグの開幕カードとなったのがガンバ大阪とセレッソ大阪による「大阪ダービー」だ。
近年の低迷を脱却して昨季4位と健闘し、天皇杯決勝進出も果たしたガンバ大阪。ポヤトス体制3季目を迎えたチームは、今冬に奥抜や名和田といった補強にも成功して、戦力面も充実した。昨季1勝1敗で終わった宿敵セレッソ大阪との一戦に勝利して、さらなる上位進出に向けて弾みを付けたい。
対するセレッソ大阪は、10位で3季連続のトップハーフフィニッシュを飾った。今季開幕前には、指揮官交代を敢行し、横浜F・マリノスでコーチとして2019年のJ1優勝に貢献したパパス監督が就任。戦力の大幅な入れ替えも行ったチームは、新体制で迎えるガンバ大阪とのダービーで成功に向けた片鱗を示せるか。
Getty Images予想外の低迷に瀕した横浜F・マリノス。ACL決勝進出の一方でリーグ戦9位で昨季を終えた。今季からはイングランド代表でコーチ経験のあるホランド監督が就任。"攻高守低”だったチームにデンやウォルシュの守備陣が新たに加わった。自慢の攻撃陣が健在のチームはアルビレックス新潟戦で幸先の良いスタートを切りたい。
難しい戦いを強いられたアルビレックス新潟は、ルヴァンカップ決勝進出と堂々の結果を残した一方で、昨季降格圏とわずか勝ち点4差の16位で残留を決めた。今季から樹森監督が就任したチームは、開幕節横浜F・マリノス戦で強力な相手攻撃陣を封じ込め、少ないチャンスをものにして勝ち点3を掴めるか。
Getty Images2季ぶりにJ1リーグに復帰した横浜FC。昇格と降格を繰り返すチームは、今季こそJ1定着を目指すために四方田監督とともに4季目を迎える。戦力面ではFC東京に劣るものの、昨季J2最少失点を記録した守備陣とともにホームで白星発進を切りたいところだ。
昨季7位と優勝争いに絡めなかったFC東京は、今季からアルビレックス新潟をクラブ史上初のルヴァンカップ決勝進出に導いた松橋監督を招聘。オリヴェイラの引退は大きな痛手だが、復帰した橋本やブレーメンから加入した佐藤らを加えた充実の戦力とともに強固な守備を持ち味とする横浜FCとの一戦に臨む。
Getty Images2季連続のJ1王者に輝いたヴィッセル神戸。史上2クラブ目の3連覇を目指す今季を前に元主将の山口や初瀬の退団は大きな痛手。それでも、スーパーカップやACLEをすでに戦って実戦経験を積んでいるのは好材料だ。開幕節でホームの後押しとともに直近の3試合で2勝1分けと得意とする浦和レッズから勝ち点3を奪いたい。
対する浦和レッズは、昨季13位と低迷。昨季途中から就任したスコルジャ監督とともに開幕を迎えるチームは、ベテラン勢が抜けて長倉やサヴィオといったJ1で実績のある選手を迎えた。王者ヴィッセル神戸との一戦では劣勢になることが予想される中、開幕節から番狂わせを演じられるか。
Getty Images昇格プレーオフを勝ち上がってクラブ史上初のJ1昇格を決めたファジアーノ岡山。木山監督の下で4季目を迎えるチームは、守護神ブローダーセンを中心とした昨季J2 2位の守備陣が京都サンガF.C.の攻撃陣を封じて、J1定着につながる開幕節勝利を手にできるか。
対する京都サンガF.C.は、序盤に最下位にまで沈んだが14位で残留に成功。2021年から指揮する曺監督の下で、粘り強い戦い見せるチームは、初のJ1の舞台に立つファジアーノ岡山相手に力の差を示し、さらなる上位進出に向けて弾みを付けたいところだ。
Getty Images途中まで上々の戦いを見せるもトップハーフ入りを逃して12位で昨季を終えたアビスパ福岡。2季前のルヴァンカップ制覇導いた長谷部監督が退き、町田ゼルビアでコーチを務めた金監督が就任。J1最少得点と課題を抱えた攻撃面が新指揮官の下でどこまで改善されたを5戦4勝と得意とする柏レイソル戦で示すことが期待される。
昨季17位で辛うじてJ1残留を決めた柏レイソルは今季、浦和レッズなどを指揮したロドリゲス監督が就任。主力だったサヴィオや関根の移籍は大きな痛手だが、新戦力が早期にチームに溶け込めるかがカギになる。昨季攻撃陣が低迷したチームは、苦手なアビスパ福岡との一戦で今後に期待を持てる戦いを見せたいところだ。
Getty Images昨季8位で終えて2季連続で優勝争いには絡めなかった川崎フロンターレ。アビスパ福岡から長谷部監督を招聘した今季は、近年流出し続ける主力をとどめることにも成功した。新指揮官の下で守備陣にてこ入れをし、J1 2位の攻撃陣とともに、初戦の名古屋グランパス戦で復権に向けた戦いを見せたい。
対する名古屋グランパスは、昨季ルヴァンカップ制覇を成し遂げた一方で、リーグ戦では11位と低迷。さらに、今冬には主将のGKランゲラックが退団した。新守護神シュミットも負傷で出遅れるという問題を抱えるチームは、長谷川監督体制4年目となる今季の開幕戦で川崎フロンターレの強力な攻撃陣を抑えられるか。
Getty Images昨季降格圏に低迷するも、最後の追い上げを見せて15位で終えた湘南ベルマーレ。山口監督の下で5季目を迎えるチームは、近年続く残留争いから脱却するためにも守備陣のテコ入れは必須。ボトムハーフ最多得点の攻撃陣を活かしつつ、安定した守備を見せ、強豪鹿島アントラーズを破って幸先良いスタートを切りたい。
一時は首位に立つも失速して5年連続でトップ3フィニッシュを逃した鹿島アントラーズ。今季にはクラブOBで川崎フロンターレを4度のリーグ優勝に導いた鬼木監督を招聘した。昨季アウェーゲームを苦手としたJ1屈指のタレント集団は、開幕節の敵地での湘南ベルマーレ戦に勝利して、復権に向けた歩みを進めたいところだ。
Getty ImagesJ1復帰1年目にして大躍進を見せて6位で昨季を終えた東京ヴェルディ。城福監督の下で4季目を迎える今シーズン、リーグ最多タイだった引き分け数を勝利に変え、昨季後半戦のような戦いを見せればJ1定着、さらには優勝争いに絡める可能性もある。J1復帰の清水エスパルス相手に攻守がかみ合ったパフォーマンスを見せたい。
対する清水エスパルスは、2位以下に勝ち点6差を付けて早々とJ1復帰を決めた。J2で実績のある秋葉監督にとってこれが初のJ1の舞台となる。J1復帰後最初の相手は因縁の東京ヴェルディ。2季前の昇格プレーオフ決勝で土壇場のPKの末に苦汁をなめた相手にリベンジを果たせるか。
Getty Images昨季J1優勝争いを繰り広げた町田ゼルビアとサンフレッチェ広島が対戦する開幕節注目のカードの1つだ。
J1昇格1年目でのJ1優勝には手が届かなかったが3位と大躍進した町田ゼルビア。黒田監督の下で大きな注目を集めたチームは、西村や白崎など実力者を加え、他クラブに引けを取らない戦力を整えた。昨季2敗を喫したサンフレッチェ広島と対戦するチームは、昨季J1一の堅守ともに開幕節勝利を目指したい。
サンフレッチェ広島は、一時首位に立つも終盤に失速してJ1優勝を逃した。スキッベ監督体制4年目となる今季、スーパーカップ制覇の上々の滑り出し。ACL2も再開され、過密日程が心配されるも、すでに実戦経験を積んだことは大きなアドバンテージだ。昨季大躍進の町田ゼルビアとの一戦で自慢の攻撃陣を中心に勝利を掴めるか。

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