2025シーズンのJ1リーグは今週末に第4節を迎える。2月26日に第3節が行われ、疲労面も気になる今節には、唯一の開幕3連勝を飾った湘南ベルマーレと出遅れた横浜F・マリノスの一戦、鹿島アントラーズvsFC東京やファジアーノ岡山と清水エスパルスの昇格組同士の試合などが予定されている。
本記事では、J1リーグ第4節全試合の見どころを紹介する。
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今すぐ無料体験2025シーズンのJ1リーグは今週末に第4節を迎える。2月26日に第3節が行われ、疲労面も気になる今節には、唯一の開幕3連勝を飾った湘南ベルマーレと出遅れた横浜F・マリノスの一戦、鹿島アントラーズvsFC東京やファジアーノ岡山と清水エスパルスの昇格組同士の試合などが予定されている。
本記事では、J1リーグ第4節全試合の見どころを紹介する。
Getty Images開幕3試合で2分け1勝の未勝利とスタートダッシュに失敗した横浜F・マリノス。前節はホームで昇格組横浜FCとスコアレスドローに終わった。自慢の攻撃陣がここまでわずかに1ゴールのみと心配の状態が続くチームは、8試合連続負けなしと相性の良い湘南ベルマーレとの一戦で初勝利を手にできるか。
対する湘南ベルマーレは、史上初の開幕3連勝を飾り、波に乗っている。攻守がは噛み合い前節に浦和レッズに勝利して今季今季唯一の開幕3連勝で現在首位に立っている。3ゴールの鈴木らの活躍が期待される中、苦手な横浜F・マリノス相手に勢いに乗って開幕4連勝を成し遂げたい。
Getty Images優勝候補に挙げられる鹿島アントラーズは、開幕節を落としたが、前節にアルビレックス新潟に競り勝って2連勝とした。直近2試合で6ゴールと攻撃陣は調子を上げており、これを維持できるかが課題だ。得意のホームにFC東京を迎える一戦で、3連勝を飾り、上位進出を果たしたい。
FC東京は2節前に町田ゼルビアに敗れた初黒星も、名古屋グランパスに快勝して2勝目を挙げた。3試合でわずかに2失点と松橋新監督の下で改善した守備陣は、調子を上げる鹿島アントラーズ攻撃陣相手にどれだけ粘りを見せられるか。2022年に勝利して以来となる敵地での3年ぶりの勝ち点3奪取を目指す。
Getty Images川崎フロンターレは開幕から好調を維持。前節には長谷部監督の古巣アビスパ福岡に敵地で逆転勝利を収めて、これで開幕3試合を2勝1分けとした。中でも、攻撃陣が3試合7ゴールとリーグトップタイと好調なのは好材料。ここまで未勝利と下位に沈む京都サンガF.C.相手に押し切って今季最初の連勝を手にしたい。
対する京都サンガF.C.は開幕節で黒星を喫したものの、前節にヴィッセル神戸に善戦し、あと一歩で勝利を手にするところまで王者を追い詰めた。昨季見せた粘り強さを武器に好調川崎フロンターレ相手にどのような戦いを見せるか。直近の3試合で1勝2分けと相性の良い相手に今季初勝利を挙げられるか。
Getty Images2連覇中の王者ヴィッセル神戸だが、今季は開幕3試合で未勝利。前節には京都サンガF.C.相手に土壇場で同点弾を挙げて辛くも勝ち点1を手にした。過密日程の影響からか、攻守が嚙み合わない戦いの続くチームは、直近の直接対決で5連勝中のアビスパ福岡相手に待望の今季初勝利を手にすることが期待される。
アビスパ福岡はリーグ唯一の開幕3連敗を喫して最下位に沈む。前節には川崎フロンターレにホームで逆転負けを喫した。金新監督の下で難しい戦いとなり、昨季まで見せた堅守も影を潜め、攻撃面の低調さも続いている。2001年から14試合連続で勝利を挙げることのできないヴィッセル神戸戦で今後への望みをつなぐプレーを見せたい。
Getty Images昨季大躍進した東京ヴェルディは、開幕2連敗としたが、前節に町田ゼルビアに勝利して今季初勝利。2節前に4失点を喫したが、相手攻撃陣を最後まで抑えて今季初のクリーンシートを記録したことも大きな収穫だ。ここまで1ゴールの攻撃陣の修正は必須だが、調子の上がらないガンバ大阪相手に勝利して連勝となるか。
対するガンバ大阪はここまで低調な戦いが続く。前節には昇格組ファジアーノ岡山に圧倒され、0-2で敗れた。ボールを持つもチャンスを作れない状況や3試合8失点の守備陣には早急な修正が必要だ。昨季2戦連続ドローに終わった東京ヴェルディとの一戦で勝利するためにポヤトス監督の下でどこまで立て直せるかに注目だ。
Getty Imagesアルビレックス新潟は開幕節で横浜F・マリノスにドローを演じたが、前節に鹿島アントラーズに敗れてこれで2連敗。強豪相手に終盤に力尽きるも、攻守にわたって粘り強い戦いを見せたことは収穫になったに違いない。今節は直近5戦3勝と相性の良いセレッソ大阪。樹森新監督の下で初勝利を手にすることができるか。
開幕戦で好パフォーマンスを見せたセレッソ大阪だが、柏レイソルに敗れて連敗。北野を中心に攻撃陣はリーグトップタイの7得点を挙げるが、リーグワースト3位の6失点の守備陣には早急なテコ入れが必要だ。同じく連敗中のアルビレックス新潟戦では攻守の両面で良いバランスを取り、敵地で昨季に続く勝利を手にしたい。
Getty Images名古屋グランパスは開幕から低調な戦いが続く。開幕節で4失点の完敗スタートになると、ドローを挟んで前節にはFC東京に1-3で敗れて現在19位に沈む。守護神を欠く中、リーグワースト9失点を喫する守備陣を短い準備期間で修正できるか。直接対決で連敗中の町田ゼルビア相手に納得のできる戦いを見せられるか。
昨季大躍進した町田ゼルビアだが、今季は早くも2敗。前節には1点が遠く東京ヴェルディに0-1で敗れた。昨季同様に堅い守備を見せるチームだが、攻撃陣が3戦2得点のみと調子が上がらない。不安定さを露呈する名古屋グランパス守備陣相手に今季初の複数得点を奪って軌道を修正したい。
Getty ImagesJ1初挑戦ながらここまで大健闘するファジアーノ岡山。前節には強豪ガンバ大阪相手に2-0の勝利を挙げて2試合ぶり2勝目を手にした。セットプレーやカウンターから得点を挙げ、さらにここまでわずかに1失点のみと安定した戦いを見せる。同じく昇格組で好調の清水エスパルス相手にこの調子を維持できるか。
清水エスパルスも昇格組ながら好調を維持。開幕2連勝で、前節にはサンフレッチェ広島相手に1-1のドローを演じて貴重な勝ち点を得た。同様にわずかに1失点のみと守備陣の調子は良く、攻撃陣も毎試合得点を記録。今節の相手ファジアーノ岡山には6戦4勝2分けと相性が良く、シーズン無敗スタートを継続できるかに期待が掛かる。
Getty Images今季も開幕から好調で優勝候補に挙がるサンフレッチェ広島は、前節に清水エスパルスと引き分けて開幕3連勝ならず。それでも、過密日程を戦うチームは今季公式戦負けなしを継続するなど好調だ。昨季J2最少失点の守備陣を誇る横浜FC相手に、昨季リーグ最多得点の攻撃陣とともに勝利を取り戻せるか。
対する横浜FCも昇格組の他の2チームとともにここまで大健闘。開幕節に敗れたものの、前節には横浜F・マリノスにスコアレスドローを演じて現在9位。1得点のみの攻撃陣は課題だが、守備陣は現在2試合連続でクリーンシートを達成。強力な攻撃陣擁するサンフレッチェ広島とは直近2試合で1勝1分けと相性が良い。
Getty Images浦和レッズは今季も序盤から躓いた。王者ヴィッセル神戸相手にドロー発進も、前節には絶好調の湘南ベルマーレに敗れてここまで3試合未勝利の15位に沈む。特に攻撃陣は2得点のみと問題を抱えている。それでも今節の相手柏レイソルとは相性が良く、ホームゲームでは4連勝中。サポーターの前で今季最初の白星を手にしたい。
昨季は辛うじて残留を決めた柏レイソルはロドリゲス新監督の下で今季スタートダッシュに成功。前節にはセレッソ大阪に逆転勝ちと勝負強さを見せた。攻守が上手く嚙み合って開幕3試合無敗を維持するチームは今節浦和レッズの本拠地に乗り込む。直近5試合でわずかに1勝のみと苦手な相手との一戦を乗り越えられるか。

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