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Jリーグアウォーズで発表される「2018 Jリーグベストイレブン」に選出される選手は?~DF編~

西 大伍(鹿島アントラーズ)
1987年8月28日生まれ 176cm/73kg
攻撃センスと戦術眼に長けたSBは、決して身体能力に恵まれてはいないものの、気の利いた位置取りと出足の鋭さを兼ね備え、守備での貢献度も高い。そのサッカーセンスの高さは他チームの選手からも一目を置かれており、昨季は自身初のベストイレブンに輝いた。負傷を抱えて迎えた今季は、開幕から出遅れたものの、ACLとの両立により総力戦を強いられたシーズン終盤に存在感を発揮。サイドハーフとしてもプレーし、多くの得点機に絡んだ。
©J.LEAGUE槙野 智章(浦和レッズ)
1987年5月11日生まれ 182cm/77kg
浦和在籍7年目を迎えた“調子乗り世代”の象徴は、すでに31歳となり、がむしゃらなプレーはそのままに、責任感と冷静さが備わるようになった。対人の強さをいかんなく発揮し、相手のエースを封じ込め、持ち前の攻撃力を示して4ゴールを奪取。苦しい場面でも人一倍声を張り上げ、チームを鼓舞する姿も印象的だった。オフ・ザ・ピッチの活動も目立つメディアスターは、夏には悲願のW杯出場を成し遂げ、新生・日本代表にも継続して招集されている。
©J.LEAGUE森重 真人(FC東京)
1987年5月21日生まれ 183cm/78kg
戦線離脱を強いられた昨季は不遇のシーズンとなったが、長谷川健太新体制となった今季、完全復活を果たした。特にシーズン前半は、最終ラインの軸としてチームを支え、快進撃に導いた。正確なキックで味方FWを走らせるなど、攻撃の起点としても機能。ACL出場には届かなかったものの、チームが最後まで堅守を保ち、6位と好結果を残せたのは、このCBの存在が大きかった。昨季、連続記録が途絶えたベストイレブン獲得も現実味を帯び、代表復帰も視野に入れる。

エウシーニョ(川崎フロンターレ)
1989年11月30日生まれ 180cm/78kg
圧倒的な運動量と高い攻撃性能を兼ね備え、川崎Fの攻撃的なスタイルを支える右SB。タイミングの良い攻め上がりでサイド深くまで切れ込んで、鋭いクロスからゴールをお膳立て。自らも果敢にエリア内に侵入し、強烈なフィニッシュをお見舞いする。献身的な守備も見逃せず、球際の争いでも強さを発揮。連覇に大きく貢献したブラジル出身のライトバックは、ファンに惜しまれながら今季限りで4シーズンを過ごしたクラブを離れることが決定した。
©J.LEAGUE車屋 紳太郎(川崎フロンターレ)
1992年4月5日生まれ 178cm/73kg
強烈な左足のキックを備えた、攻撃型のレフトバック。スピードと持久力を兼ね備え、果敢にサイドを切り裂くプレーこそが最大の特長だ。一方で高い身体能力を持ち合わせ、緊急時にはCBにも対応する万能型でもある。対人プレーにひるむことなく、激しくデュエルして相手FWの自由を奪っていく。日本代表に初選出された昨季ほどのインパクトは放てなかったが、安定感では昨季を上回る。プレーの成熟度を増し、さらなる成長が期待される。
©J.LEAGUE谷口 彰悟(川崎フロンターレ)
端正なマスクとクレバーさを兼ね備えた川崎F不動のCB。4年連続で全試合に出場、2年連続で全試合フル出場を果たした鉄人でもある。183cm、73kgの恵まれた体格だが、ポジショニングの巧みさと試合の流れを読むプレーにも長け、ピンチを未然に防いでいく。セットプレーのターゲット役としても機能し、今季も3つのゴールを記録した。リーダーシップも兼ね備え、副キャプテンとしてチームを牽引。川崎Fの黄金時代を支えるキーマンだ。
©J.LEAGUE奈良 竜樹(川崎フロンターレ)
1993年9月19日生まれ 180cm/77kg
出場試合数は昨季から減少したが、谷口彰悟とのコンビでリーグ最少失点を実現。粗削りながら対人プレーと空中戦の強さはリーグ屈指で、相手のエース格を次々に封じ込めた。課題の足元の技術も着実に精度を高め、川崎Fのパスサッカーに適応できる水準にまで向上。熱くなりやすい性格だが、イエローカードを1枚ももらわなかったのも成長の証だろう。第12節の浦和戦ではチョン・ソンリョンの退場により、急遽GKを務めたことが話題となった。
©J.LEAGUE山中 亮輔(横浜F・マリノス)
1993年4月20日生まれ 171cm/65kg
果敢な仕掛けと強烈な左足を備えるレフトバックだ。今季就任したアンジェ・ポステコグルー監督が求める特殊な攻撃スタイルにいち早く対応し、開幕節のC大阪戦でいきなりゴールを奪取。サイドバックでありながら中央でもプレーする適応力の高さを示すと、シーズンを通して攻撃面に特長を発揮し、4得点・8アシストといずれもキャリアハイを記録した。11月には日本代表にも初選出され、出場わずか2分でゴールを奪うインパクトも放った。
©J.LEAGUE三浦 弦太(ガンバ大阪)
1995年3月1日生まれ 183cm/77kg
清水から加入した昨季にレギュラーの座を勝ち取ると、今季はディフェンスラインの軸として、全試合にフル出場。森保一監督が率いる日本代表にも、完全に定着した。183cmの身長と身体能力の高さを生かして、空中戦に絶大な強さを発揮する。SBにも対応可能で、フィードの的確さも備える。時折魅せるロングスローの威力も特筆すべきポイントだ。力強い守備を実現し、シーズン終盤の9連勝に大きく貢献した。
©J.LEAGUE佐々木 翔(サンフレッチェ広島)
1989年10月2日生まれ 176cm/70kg
2度の大ケガに見舞われ、ここ2年はほとんどプレーできない状態だったが、まさに不死鳥のごとく蘇った。チームの躍進を支えるとともに、恩師である森保一監督率いる日本代表にも定着。これまでは主に3バックの一角としてプレーしてきたが、城福浩監督が就任した今季は4バックの左SBとしてプレー。守備に特長があるものの、機を見た攻撃参加も効果的で、鋭いクロスからチャンスを創出。セットプレーのターゲット役としても機能した。

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