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昇降格PO圏に沈むレンヌの救世主となれるか?「残り15試合で10点」。古橋亨梧、新天地での決意を語る

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 FC岐阜、ヴィッセル神戸を経た初の海外移籍は2021年夏、スコットランドのセルティックだった。リーグ3連覇や5つのカップタイトルに貢献し、2022-23シーズンには得点王とリーグ最優秀選手賞に輝いた。公式戦通算記録は165試合85ゴール19アシスト。移籍が発表されると、ソーシャルメディアを通じて多くのファン・サポーターが惜別のメッセージを寄せた。

 セルティックは今季もリーグ首位を走り、古橋自身もリーグ戦22試合10ゴールと結果を残してきた。契約も残っていたというが、シーズン中の「冬移籍」を選んだことになる。1月20日に30歳となった日本屈指のFWが語る移籍の理由、古巣への思い、そして新天地での決意を語った。

  • 20250131-kyogo-furuhashi-stade-rennais- head coach Habib BeyeGetty Images

    シーズン途中での移籍の決断

     約3年半を過ごしたスコットランドから、向かった地はフランス。「欧州ビッグ5」のリーグ・アンに所属するレンヌは、グッチやサンローランなどハイブランドを展開する「ケリンググループ」の創業者であるフランソワ・アンリ・ピノー氏が1998年からオーナーを務める、1901年創設の歴史あるクラブでもある。

    ——レンヌ移籍を決めた理由を教えてください。

     3年半セルティックで幸せな時間を過ごせました。まだまだできる時間はありましたが、このタイミングで良いお話をいただいて、話を聞く中で熱量を感じましたし、新しい環境で素晴らしいリーグでまたイチからチャレンジしたいという気持ちが強くなり、移籍を決めました。シーズン途中にもかかわらず、送り出してくださったセルティックに感謝しています。

    ——レンヌの印象を教えてください。

     歴史あるクラブですし、オーナーが本当にすごい方です。ホームは毎試合満員になると聞いています。デビューするのが本当に楽しみで、少しでもチームの起爆剤なれればと思っています。

    ——リーグ・アンの印象は?

     練習してすごく感じますが、選手一人ひとりの技術だったり身体能力だったりは本当にレベルが高くて、1対1の局面は、もうなんて言うんですかね(ドリブルで)スラスラっと抜けていったり、1人2人剥がすのも当たり前の環境なので、毎日の練習ですごく刺激をもらっています。すごく楽しいです。試合をするのが楽しみです。

    ——チームに合流してセルティックとの違いは感じましたか?

     1対1で剥がすというのはやはり違うなと感じました。なんていうのかな、足が伸びてくるし、ドリブルで仕掛けている時も無駄な力が入っていないというか。相手にドンってプレスを体で当てに行っても、フニャンという言い方はあれですけど、衝撃を受け流すというか、それを逆に利用して前に入って行くんです。そこはすごいなと感じています。ちょっと伝え方が下手なんですけれども。

    ——ご自身の一瞬のスピードは武器になると思いますか?

     はい、そこはやはり僕の強みなので生きていると思います。でもまだ来て1週間ぐらいしか経っていないので、ちょっとずつ、あまり喋れない英語ですけど、選手たちとコミュニケーションを取って、ちょっとずつ合わせていこうという努力はしています。

    ——移籍の際に、リーグ・アンでプレーする日本代表選手に連絡を取りましたか?

     言っていいか分からないですけど、(伊東)純也くんは「移籍するの?」みたいな感じで連絡をくれました。「今年あまり調子良くないけど、すごく良いチームだよ」っていうふうに言ってもらいましたし、連絡は取っていました。

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    下位に沈むチームのなかで

     世界屈指のビリオネアが所有し、2002-03シーズンからは一度も降格したことがなく、近年では上位に名を連ねてきたレンヌ。しかし、今季のリーグ・アンでは大不振に陥っている。ジュリアン・ステファン監督の下、開幕を迎えたが、シーズン序盤からボトムハーフに沈み、昨年11月に同監督が解任。アルゼンチン代表などを指揮したホルヘ・サンパオリ監督が就任していた。

     しかし、上昇の兆しは見られず、1月26日にはモナコに敗れて昇降格プレーオフ圏の16位に転落した。そして30日、クラブは古橋の獲得を望んだとされるサンパオリ監督の解任を発表。同日、元セネガル代表DFでありリーグ・ドゥ(フランス2部)レッドスターで指揮を執っていたハビブ・ベイェ監督の就任を発表している。

    ——チームは難しい状況にあります。今季閉幕までの意気込みや目標を教えてください。

     やはり、1試合1試合を大事にして、1つでも勝てるようにチームのみんなと一緒に頑張っていきたいです。個人としては残り15試合ぐらいなので、その中でも10点決められたらいいなと思っています。最初のほうに言いましたが、チームの起爆剤となる、勢いに乗せられるような選手として来たと思っています。それをプレーで表現できたらなと。

    ——レンヌではどんな存在になりたいですか?

     ファンの皆さんに1日でも早く認めてもらえるように、応援したいって思える選手になれるように、自分の出せるものを出していきたいと思います。

    ——デビュー戦となる2月3日の第20節・ストラスブール戦がDAZNで無料配信されるそうです。SNSでも日本のファンから大きな反響がありました。

     良かったです。それだけ皆さん楽しみにしてくれていると思うので。でもちょっとプレッシャーですね(笑)。いや、冗談ですよ、頑張ります、もちろん。

    取材協力=リーグ・アン
    聞き手=三島大輔(サッカーキング編集部)/構成・文=吉村美千代(GOAL編集部)

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