ボタフォゴはインテル、アーセナル、リヴァプールよりも上だった？ PSGのエンリケ監督「今季最も守備が良かったチーム」

PSGはFIFAクラブワールドカップ(CWC)グループB第2節で、ボタフォゴに0-1で敗れ、5月上旬以来の敗戦を喫した。イゴール・ジェススに36分にゴールを許し、PSGはボール支配とシュート数で優位に立ちながらも最後までゴールを奪うことができなかった。ボタフォゴのコンパクトな守備陣形が試合を通して、欧州王者を苦しめる格好となった。

また、この結果はコリンチャンスが2012年にチェルシーを破って以来、南米チームがヨーロッパチームを同大会で破った試合となった。PSGの19試合連続得点の記録も途絶えた。だが、PSGはまだ決勝トーナメントに進出できる可能性を残している。そんななか、指揮官はボタフォゴが今季対戦したインテル、アーセナル、リヴァプール以上だとボタフォゴを称賛している。

試合後、エンリケ監督は、「ボタフォゴは今シーズン、国内リーグやチャンピオンズリーグ(CL)含めて、我々に対して私たちに対して最も守備が良かったチームだ」

それでも、同監督はこの敗戦が今季の成功を消し去るものではないと主張している。「いつもより多くのチャンスを生み出せませなかった。我々は深いブロックに対してプレーするのに慣れているが、今日はそれがとても難しかった。彼らにおめでとうと言いたい。我々は非常に良かった。だが、この結果ですべてを消し去るべきではありません。我々がうまくやったことと、改善できることを見つめ直す必要がある」

PSGは、グループB最終節でシアトル・サウンダーズと対戦。決勝トーナメント進出を確実にするためには勝利が必要である。現在、ボタフォゴが首位に立っており、PSGがこの状況をどう打破するか注目が集まる。