元バルセロナのワンダーキッドがクラブを離れた後悔を口に「バルセロナを離れたことを後悔している」

バルセロナの元ワンダーキッド、イライシュ・モリバは、カタルーニャを去り新天地を求めた決断を後悔していることを明かし、クラブを去ったのは間違いだったと認めた。モリバはラ・マシアで育ち、17歳でトップチームに昇格。カンプ・ノウで大きな将来を期待される大型タレントとして注目されていた。

モリバは今シーズン、セルタで新天地を見つけ、レギュラーメンバーの一人として活躍している。しかし、彼の才能を考えると、これまでの道のりは大きな浮き沈みに満ちていた。2020-21シーズン、ロナルド・クーマン監督の下でバルセロナでブレイクを果たした後、2021年夏に契約交渉が決裂してライプツィヒへ移籍。しかし、ライプツィヒでの時間は短く、わずか6試合の出場に終わり、その後1年半バレンシアへローン移籍した。

バレンシアから戻った後、ライプツィヒで一度も出場機会がないまま、2024年1月に半シーズンの期限付きでヘタフェへ移籍した。

「バルサを去ったのは間違いだったよ。当時はとても若く、大きなプレッシャーがあった。一時は全てが終わったと思った。幸い、今はセルタで幸せだよ」とモリバは『SPORT』で認めた。

セルタは現在、ラ・リーガで14位に位置しており、降格圏から6ポイント上にいる。残り14試合でモリバは、セルタの残留の鍵を握る存在となるだろう。