「だから彼はNo.1なんだ」 フリック監督がバルセロナ残留を示唆したヴォイチェフ・シュチェスニーに言及。ガラタサライが控えゴールキーパーのイニャキ・ペーニャ獲得を画策中

ポーランド代表のゴールキーパーは、水曜日に開催されたチャンピオンズリーグのラウンド16の第1戦、バルセロナ対ベンフィカ戦で1-0の勝利に重要な役割を果たした。パウ・クバルシが22分に早くもレッドカードを受けたにもかかわらず、バルサはシュチェスニーの素晴らしいパフォーマンスにより、14試合で8回目のクリーンシートを達成した。

フリックは35歳のゴールキーパーを大いに称賛し、彼のパフォーマンスは現在彼がチームの第一選択である理由を正当化するものであると述べた。

「それが彼の仕事だ。他の10人の選手たちは11人に対してよく守備をしていたが、もちろん彼が大いに貢献した。それが彼の仕事だ。だから、現時点では彼がナンバーワンだ」とフリック監督は記者団に語った。

また、ドイツ人監督は、マルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンの負傷による控えとして、シュチェスニーを復帰させることを決めた際、彼がこのレベルに達していると確信していたと明かした。

「以前の彼らのプレーを知っている選手たちがトレーニングでプレーしているのを見ると、感覚が掴める。決めるのは私だけではない。私には素晴らしいスタッフがおり、選手たちのパフォーマンスや彼らがチームに貢献できることについて、よく話し合っている。それがチーム運営のやり方だ。彼がここに来られることは明らかだった。他のコーチ陣もそうだった。これは私一人の決断ではない。私が物事を決めるが、常に他の人の意見も聞きたいと思っている」

シュチェスニーが活躍する中、イニャキ・ペーニャの将来は不透明になっている。25歳のスペイン人ゴールキーパーは、以前はテア・シュテーゲンの控え選手だったが、現在はさらに序列を下げた。彼の現在の契約は2026年6月までだが、現在ではシュチェスニーとテア・シュテーゲンの次に控えるバルセロナの第3の選択肢に。この状況はヨーロッパの複数のクラブの注目を集めており、ガラタサライが彼との契約締結に向けてレースをリードしていると報じられている。

スペインのAS紙の報道によると、ガラタサライはペーニャを、10年以上にわたって同クラブの正ゴールキーパーとして活躍したフェルナンド・ムスレラの後任として理想的な選手と見ている。ムスレラは、ウルグアイのサッカー界に復帰する見通しである。

他のクラブからの関心が高まっているにもかかわらず、ペーニャは現在、カンプ・ノウからの退団は考えていない。バルセロナはまだ彼の契約延長について話し合いを始めていないが、クラブに近い筋によると、彼はトレーニングに励み、自分のポジションを確保するために戦い続けるつもりであるという。しかし、シュチェスニーが残留し、テア・シュテーゲンが負傷から復帰した場合、スペイン人選手は、トップチームでの出場機会をより多く望むのであれば、将来について再考する必要があるかもしれない。

バルセロナは土曜日の夜、ラ・リーガのオサスナ戦で復帰し、火曜日にチャンピオンズリーグのベンフィカとの第2戦を迎える。