——古川選手は2024年秋からポーランド1部のグルーニク・サブジェに移籍しました。ここまでの感触を教えてください。
言語も環境もまるで違う場所に飛び込んで、すごく自分の好奇心も刺激されました。これからここで挑戦していくことに対して、すごく明確なものも見えてきたという感覚です。
——それは例えばどういった点ですか?
やはり、こちらでは常に数字を見られます。あとはコミュニケーションやフィジカルもまるで違うと感じています。
——言葉の壁は?
そこは徐々にといった感じです。チームメートもポーランド語ではなく英語でしゃべってくれたりするので、助かっていますね。英語なら「いける」というわけでもまだまだないんですが、ポーランド語よりはずっと理解できますからね。
——そうした未知の環境へ飛び込む怖さはなかったんでしょうか。
昔から世界で活躍したいという夢があって、そのチャンスが巡ってきたので、飛び込む選択をすることに迷いはあまりなかったですね。
——ポーランドのイメージは行ってみて変わりましたか?
行く前は詳しい情報を持っていたわけではありませんでした。行ってみて国や人の感じとかが分かってきました。すごく温かい人が多いというイメージになりました。結構、みんな優しいなあという感覚を持っています。
——スタジアムの雰囲気は?
人気のあるクラブなので、サポーターも熱いですし、ほぼ毎試合満員になっています。アウェーにもすごくたくさんの人が応援に来てくれますね。(2024年の)最後のほうは連勝もして6位につけています。ここまで良い形で来られていると思います。
——チームメートには日本でもお馴染み、ヴィッセル神戸でも活躍した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキさんもいます。
すごくフランクにイジって声も掛けてくれています。もちろん、世界的なレジェンドプレーヤーですからリスペクトも持っていますし、学ぶところがあると感じています。日本語も結構いけますし、変な日本語も知っているんです。それをチームメートに教えて言わせたりもしてくるんです。ちょっと、ここでは言えないような日本語です(笑)。
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