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『Goal 50』過去の受賞者たち…C・ロナウド、メッシなどその年の「顔」がズラリ!
Goal/Real Madrid TV12018:ルカ・モドリッチ
2018年目に4人目となる『Goal 50』の受賞者となったのは、レアル・マドリーとクロアチア代表で輝かしいシーズンを過ごしたルカ・モドリッチだ。
マドリーのチャンピオンズリーグ3連覇の原動力となったこのミッドフィルダーは、そのわずか数週間後に母国のキャプテンとしてワールドカップに出場、そして決勝進出を果たした。
マドリーで再び最多得点を記録したロナウドは、この年の『Goal 50』では2位にランクイン、リヴァプールで鮮烈なデビューを飾ったモハメド・サラーが3位にランクインしている。
Getty Images22017:クリスティアーノ・ロナウド
2017年に『Goal 50』を受賞したロナウドは、史上初めて連続受賞を果たしたプレーヤーとなり、受賞回数においてもメッシを抜いて単独首位となった。
ラ・リーガ29試合出場で25ゴールを挙げたロナウドは、レアル・マドリーに2012年以来の栄冠をもたらした。さらにチャンピオンズリーグでも輝きを放ち12ゴールを挙げたロナウドだが、そのうち決勝での2ゴールはこの年『Goal 50』の2位にランクインしたジャンルイジ・ブッフォンから奪ったものだ。
3位にはロナウドのチームメイトとして、マドリーでの同僚ルカ・モドリッチがランクインしている。
Goal32016:クリスティアーノ・ロナウド
初めてメッシがトップ3圏外となった2016年の『Goal 50』で、王座を勝ち取ったのは4度目の受賞となるクリスティアーノ・ロナウドだった。2位にはルイス・スアレス、3位にはアントワーヌ・グリーズマンがそれぞれランクインしている。
2015-16シーズンにロナウドは、レアル・マドリーとチャンピオンズリーグの両方で歴代最多得点記録を更新した。
コンディションに問題が見られる場面もあったが、チャンピオンズリーグ決勝ではPK戦でキッカーを務め、マドリーを欧州王者へと導いている。
Goal/FCB42015:リオネル・メッシ
2015年にはメッシが再びトップの座に返り咲き、4度目の『Goal 50』を受賞した。ロナウドが2位に続き、3位にはルイス・スアレスがランクインしている。
ケガからの復帰後、メッシはバルセロナでキレのあるプレーをみせ、ラ・リーガ歴代最多得点記録を塗り替えてみせた。ネイマール、スアレスと組んだトリオは強烈であり、3人で合計122のゴールを挙げたバルセロナは2度目の3冠を達成している。
Goal/RealMadrid.com52014:クリスティアーノ・ロナウド
2014年に10度目のチャンピオンズリーグ制覇を達成したレアル・マドリーで重要な役割を担ったロナウドが、『Goal 50』3度目の受賞を果たした。
バイエルン・ミュンヘンとオランダ代表で素晴らしいパフォーマンスをみせたアリエン・ロッベンが2位、アルゼンチン代表としてワールドカップ決勝まで到達したメッシが3位となった。
51ゴールを挙げて2013-14シーズンのチャンピオンズリーグとコパ・デル・レイでタイトルを掲げたロナウドは、ルイス・スアレスとともにヨーロッパ・ゴールデンシューも獲得している。
Goal62013:リオネル・メッシ
2013年のメッシは3度目の受賞となり、『Goal 50』における「ハットトリック」を決めた最初のプレーヤーとなった。
ランキングではバイエルン・ミュンヘンで3冠を達成したフランク・リベリが続き、ロナウドは3位に終わった。
その年のメッシはゲルト・ミュラーが長く保持していた年間最多得点記録である85ゴールを更新。彼は驚くべきことに、1シーズンで91ものゴールを挙げたのだ。
ラ・リーガのタイトルも手にしたメッシは、バルセロナでも最多得点を記録したプレーヤーとなった。
Getty Images72012:クリスティアーノ・ロナウド
ロナウドの活躍により、2012年にレアル・マドリーは4年ぶりにラ・リーガを制した。彼は地元のライバルであるアトレティコ・マドリーに対して、マドリーダービーにてハットトリックをお見舞いするなど大車輪の活躍を見せた。
ラ・リーガで得点を量産したロナウドはこの年、1シーズンの間にディヴィジョン内のすべてのクラブ相手にゴールを奪った初めての選手に。『Goal 50』でトップに輝いたロナウドに続いたのはチームメイトのカシージャスであり、メッシは3位に押しやられた。
Getty Images82011:リオネル・メッシ
2011年にはメッシがロナウドに競り勝ち、トップの座に返り咲いた。一方のシャビは3年連続で3位に輝いている。
実際のところ、バルセロナで55試合53ゴールを挙げた上に、24ものアシストを記録したこのアルゼンチン人の受賞はほぼ決定的だった。ペップ・グアルディオラの指揮のもと圧倒的な強さを誇ったこの年のバルセロナは、ラ・リーガとチャンピオンズリーグの2冠を達成した。
メッシにとってのハイライトは、チャンピオンズリーグ準決勝でのロナウド率いるレアル・マドリーとの一戦だ。ドリブルで4人のディフェンダーを置き去りにしたメッシが、最後にイケル・カシージャスの横を抜いたこのゴールは彼のキャリアの中でもベストゴールの1つに数えられている。
Getty92010:ヴェスレイ・スナイデル
メッシ、ロナウド以外で『Goal 50』を受賞した最初の男がヴェスレイ・スナイデルだ。彼が2010年のベストプレーヤーの座を射止めた。
前年にレアル・マドリーからインテルに加入したこのオランダ人は、その契約がネラッズーリ(インテルの愛称)にとって間違いではないことを証明してみせた。チャンピオンズリーグ準決勝では2ゴールを挙げてバルセロナを粉砕、決勝ではディエゴ・ミリートの先制ゴールをお膳立てして2-0のスコアでバイエルン・ミュンヘンを下した。
スナイデルとインテルにとって、それはセリエAとコッパ・イタリアの優勝に続く3つ目のタイトルとなった。この攻撃的ミッドフィルダーは、ワールドカップのタイトルが手に届く位置にもいたが、オランダは決勝で惜しくもスペインに1-0で敗戦した。
それでも『Goal 50』の受賞に十分ふさわしい活躍を見せたスナイデルは、続くメッシやシャビを抑えてこの栄誉を手にしている。
Getty Images102009:リオネル・メッシ
初回『Goal 50』で惜しくも2位に終わったメッシは2009年にトップの座に輝き、ロナウドは連続受賞を逃した。
メッシの後に続いたのは、バルセロナでともにプレーしたアンドレス・イニエスタとシャビであり、このトリオはフットボール史に残る芸術的な連携をみせてカタルーニャのクラブで中心的な役割を担った。
メッシはこの年チャンピオンズリーグで得点王に輝いており、決勝では珍しいヘディングでのゴールでバルセロナに決定的な2点目をもたらしている。
Alex Livesey/Getty Images112008:クリスティアーノ・ロナウド
クリスティアーノ・ロナウドの『Goal 50』初受賞は、2008年にまで遡る。ランキングにはリオネル・メッシ、フェルナンド・トーレスが続いた。
ポルトガルのスーパースターはこの年42回ネットを揺らし、マンチェスター・ユナイテッドをプレミアリーグとチャンピオンズリーグの2冠に導いた。この栄誉ある賞にふさわしい活躍だったといえるだろう。
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