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サッカー史上最高のフリー移籍は?メッシ、レヴァンドフスキらトップ15を選出
Getty Imagesロベルト・レヴァンドフスキ|ドルトムント→バイエルン・ミュンヘン|2014年
長年の間、ドルトムントは半ばバイエルンの「フィーダー・クラブ」と化しているフシもあるが、2014年のレヴァンドフスキ移籍こそ、最も後悔しているものかもしれない。2013年11月に早くも事前契約を結んだ彼は、ドルトムントで最後まで主力として戦った後、契約満了を持ってバイエルンへと加入。移籍後いきなりシーズン30ゴールを決めると、絶対的エースとしてブンデスリーガ5連覇の立役者となった。
Gettyアンドレア・ピルロ|ミラン→ユヴェントス|2011年
ユヴェントスがミランとイタリア代表におけるレジェンドとフリーでサインできたのは、もはや「犯罪」と言ってもいいかもしれない。ミランで世界最高のMFの称号を手にした彼は、ユヴェントスでもその類まれなるパスセンスとゲームメイク能力を遺憾なく発揮。ユヴェントスでの4シーズン、そのすべてでスクデットを手にしている。
Gettyジェームズ・ミルナー|マンチェスター・シティ→リヴァプール|2016年
2016年にユルゲン・クロップのチームに加入した後、彼は悪名高き「ボーリング(退屈な)・ミルナー」の異名を払拭することに成功した。経験豊富な彼はすぐさま副キャプテンに任命されると、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ制覇に貢献。そのプロ意識はチームの財産となり、未だ衰える様子もない。2017-18シーズンには、チャンピオンズリーグ史上初めて1シーズンで9アシストをマークした選手となっている。
Getty Imagesズラタン・イブラヒモヴィッチ|PSG→マンチェスター・ユナイテッド|2016年
「あのズラタン・イブラヒモヴィッチがタダで?」。そう思ったファンも多かっただろう。ジョゼ・モウリーニョの勧誘もあり、当時PSGで圧倒的な活躍を見せていた彼をフリーで獲得。初年度にプレミアリーグ17ゴールを奪った。2017-18シーズンは膝の重傷によって大半を棒に振ったが、選手たちに与えた影響は大きかったはずだ。
Getty Imagesラウール|レアル・マドリー→シャルケ|2010年
レアル・マドリー741試合で323ゴール、3度のチャンピオンズリーグ制覇とまごうことなきレジェンドであるラウール。16年間をサンティアゴ・ベルナベウで過ごした彼だが、33歳となった2010年に契約満了をもってブンデスリーガ初挑戦を選択した。そして98試合で40ゴールと衰え知らずの得点力を発揮している。
Getty Imagesポール・ポグバ|マンチェスター・ユナイテッド→ユヴェントス|2012年
2016年、ユヴェントスが8900万ポンドで古巣へと売却した移籍劇は、サッカー史に残る出来事だ。2012年にフリーで獲得。ポグバはその翌年にはゴールデンボーイを受賞。セリエA4連覇に大きく貢献し、大金を残して古巣へと帰っている。
Gettyリオネル・メッシ|バルセロナ→PSG|2021年
サッカー史上最高の選手がフリーで新天地を求めたことは、今後語り継がれる移籍劇となるだろう。財政難に苦しむバルセロナは「クラブの顔」であったメッシへ新契約を提示できず、移籍金なしでPSGと加入。デビューシーズンはバルセロナ時代ほどの活躍はできなかったかもしれないが、しっかりとリーグ優勝に貢献している。
Getty Imagesソル・キャンベル|トッテナム→アーセナル|2001年
ノースロンドンで強烈なライバル関係にある両クラブ間での直接移籍、さらに移籍金なしのフリーと、この信じられないような移籍劇は間違いなく歴史に刻まれている。アーセナルでの5年間で2度のプレミアリーグ制覇、その1つは史上唯一の無敗優勝だ。トッテナムファンにとっては忘れたくても忘れられない出来事だろう。
Gettyスティーブ・マクマナマン|リヴァプール→レアル・マドリー|1999年
リヴァプールの下部組織出身であり、トップチームでも目覚ましい活躍を見せていたマクマナマン。1997年にはバルセロナへと1200万ポンドの移籍が決まりかけていたが、土壇場で破談に。するとその2年後、フリーでレアル・マドリーへと加入。イギリス人として初めて、海外のクラブでチャンピオンズリーグ優勝を達成した選手となった。
Gettyミヒャエル・バラック|バイエルン・ミュンヘン→チェルシー|2006年
バイエルンで3度のブンデスリーガ優勝、3シーズン連続でドイツ年間最優秀選手に輝いていたバラック。2006年のフリー移籍は驚きをもって伝えられた。その後スタンフォード・ブリッジでも、2度のプレミアリーグ制覇にFAカップ、リーグカップ優勝を経験している。
Gettyチアゴ・シウバ|PSG→チェルシー|2020年
獲得当時の年齢で35歳と、ベテランに差し掛かっていたT・シウバ。当初はプレミアリーグへの適応に疑問符をつけるファンも多かったが、生まれながらのリーダーとしてチームに安定をもたらし、初年度でビッグイヤー獲得に導いた。未だ衰える様子もない。
Getty Imagesダヴィド・アラバ|バイエルン・ミュンヘン→レアル・マドリー|2021年
トロフィーを掲げ続けたバイエルンでの12年間の後、フリーでレアル・マドリーへと加入。クリスティアーノ・ロナウド退団後にやや低迷していたロス・ブランコスに活力を与え、瞬く間に守備陣のリーダーに。デビューシーズンでリーグ制覇、そしてチャンピオンズリーグ優勝と、この上ない成功を収めている。
Getty Imagesエステバン・カンビアッソ|レアル・マドリー→インテル|2004年
“ガラクティコス”を陰ながら支え続けた中盤の職人は、2004年にフリーでインテルへ加入。すぐさまレギュラーの座を獲得し、伝説的な三冠メンバーの1人としてクラブ史に刻まれている。
Getty Imagesヘンリク・ラーション|セルティック→バルセロナ|2004年
イブラヒモヴィッチと並び、スウェーデン史上最高の選手の1人。セルティックで長きにわたって得点を量産し続け、2004年にバルセロナへと加入。デビューシーズンはケガに悩まされたが、2006年のチャンピオンズリーグ決勝アーセナル戦で2アシストと、重要な場面で輝きを放っている。
Getty Imagesカフー|ローマ→ミラン|2003年
自他ともに認める史上最高の右サイドバックは、ブラジル代表として2度ワールドカップを制した後、キャリア後半の時期にミランへと加入した。それでも5年間でセリエA制覇やチャンピオンズリーグ優勝に貢献し、ロッソネリに栄光をもたらしている。
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