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【世界選抜編】今夏の補強、最強ベストイレブンを採点…期待外れ、期待通りの選手は?

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    夏のベスイレ企画、中間採点

    未曾有のシーズンを経て開幕した2020-21シーズンは早くも折り返し地点を迎えつつある。『Goal』では今夏、新シーズンに移籍を果たした選手を国籍別に欧州選抜、世界選抜(欧州以外)と分けてベストイレブンを選出したが、今回はそのメンバーたちの前半戦を振り返る。期待以上、期待外れのプレーヤーは誰なのか。要した移籍金と期待値を考慮に入れた上で採点した世界選抜編メンバーの評価は以下のとおりとなっている。※採点は10点満点、移籍金は推定含む
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    【8.5】エドゥアール・メンディ(チェルシー、セネガル)

    公式戦17試合出場、8失点・クリーンシート10試合

    守備陣のテコ入れが急務だったチェルシーに2400万ユーロで加入したメンディは、すぐさまケパ・アリサバラガからポジションを奪い取り、出場した半数以上でクリーンシートを達成。抜群の身体能力を活かしたセービングや飛び出しで、ブルーズのゴールマウスに君臨している。ここまでチェルシーの失点数は「14」とリーグベスト3だが、この28歳守護神の存在は欠かせないものとなっている。夏の超大型補強の中では比較的“地味”だったかもしれないが、ベストバイの1つと言えそうだ。

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    【7.0】アクラフ・ハキミ(インテル、モロッコ)

    公式戦19試合出場、4ゴール5アシスト

    インテルの新たな武器として存在感を放つハキミ。右サイドのアタッカーとして4ゴール5アシストという成績は胸を張っていい。ドルトムント時代から持つ縦へ駆け抜けるスピードはそのままに、インテルでは内側に入り込んでフィニッシャーとしての役割も担っている。リーグ戦での先発は7試合と、アントニオ・コンテ監督の信頼をまだ完全に勝ち取っているわけではないが、22歳のカルチョ1年目と考えれば、上々のシーズンに。4000万ユーロの移籍金は決して安価ではなかったが、それでも及第点以上の評価を与えたい。

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    【8.0】チアゴ・シウバ(チェルシー、ブラジル)

    公式戦14試合出場、2ゴール

    36歳という年齢でのプレミアリーグ初挑戦は簡単ではないと思われていたが、フリーで加入した新天地でもハイパフォーマンスを披露している。デビュー戦となったWBA戦でこそ失点につながるミスを犯したが、その後にアジャスト。10月にリーグ月間最優秀選手候補になるなど、11月にかけて5試合連続クリーンシートを記録したチームの最終ラインを統率している。また、直近のウェスト・ハム戦でもゴールを挙げたように、セットプレー時のヘディングの強さは相棒のクルト・ズマと共に対戦相手の脅威となっている。

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    【5.5】ディエゴ・ゴディン(カリアリ、ウルグアイ)

    公式戦7試合出場、1ゴール

    昨季苦しんだインテルを離れ、フリーで夫人の生まれ故郷であるカリアリへとフリーで渡ったゴディン。初出場で1ゴールを奪い、5試合連続の先発出場を飾って勝ち点獲得に貢献(3勝2敗)していたものの、11月のウルグアイ代表招集中に発生したクラスターにより、新型コロナウイルスに感染。6試合もの欠場を余儀なくされた。20日のウディネーゼ戦(1-1)でようやく復帰。後半戦へ向けてコンディションを上げていきたい。

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    【7.5】アレックス・テレス(マンチェスター・ユナイテッド、ブラジル)

    公式戦9試合出場、1アシスト

    ここまで1試合未消化で3位の好位置につけるマンチェスター・Uにとって、1700万ユーロの価値がある非常に大きな補強となった。10月の新型コロナ感染で出遅れたものの、復帰してからは持ち味である鋭いクロスやプレースキックの技術を遺憾なく発揮。課題とみられていた守備面でもここまで及第点のパフォーマンスを披露している。CKのキッカーを任されるなど指揮官とチームメートからの信頼も得ている様子で、負傷癖やコンディションに波があるルーク・ショーの代役以上の存在となっている。

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    【8.5】アルトゥーロ・ビダル(インテル、チリ)

    公式戦16試合出場、2アシスト

    バルセロナを追われるような形で退団した後、アントニオ・コンテ監督率いるインテルへほぼ移籍金なしで加入。6年ぶりに恩師の下でプレーしているが、その存在感は絶大だ。攻撃的にシフトした今季のインテルにおいて、被カウンター時など広大なスペースをカバー。強烈で鋭いタックルや抜群の読みで相手の攻撃の芽を何度も潰し、ビルドアップ時には最終ラインに吸収されて出発点になるなど、様々なタスクをハイレベルでこなしている。CLでの退場劇(第4節レアル・マドリー戦)は痛恨だったが、ニコラ・バレッラと共に好調インテルの心臓と言える存在に。

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    【5.0】アルトゥール(ユヴェントス、ブラジル)

    公式戦13試合出場

    ピャニッチとのトレードでイタリア絶対王者に加入したブラジル代表MFだが、ここまではなかなか結果を残せない日々が続いている。セリエAでは11月末までスタメンでの出場機会を手にしていたものの、アンドレア・ピルロ新監督のチームにうまくフィットできず。12月に入ってから先発は一度もないどころか、5試合で27分しかプレーできていない。中盤の新たな核としての期待や高額なコストを支払ったことを鑑みれば、良い補強とは言えない状況だ。ポテンシャルは間違いないだけに、約2週間の休暇をうまく利用し、後半戦で存在感を発揮したい。

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    【6.5】ハメス・ロドリゲス(エヴァートン、コロンビア)

    公式戦11試合出場、3ゴール4アシスト

    恩師カルロ・アンチェロッティ監督の下、序盤戦のエヴァートンの好調を牽引。リーグ戦開幕から5試合で3ゴール3アシストを記録し、チームも4勝1分けと好スタートを切った。ハメスを中心にボールは循環し、まさにエヴァートンの司令塔となっている。だが、徐々に他クラブに研究され、その勢いはチームの不調とともにトーンダウン。序盤戦はゴール前で決定的な仕事ができていたが、なかなかいい状態でボールを触ることができず、第5節リヴァプール戦以降、得点には絡めていない。エヴァートンにとっては生命線となっている存在だけに、復調が求められる。

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    【5.0】トーマス・パーティー(アーセナル、ガーナ)

    公式戦6試合出場

    ミケル・アルテタ監督が熱望し、移籍市場最終日に5000万ユーロでプレミアリーグの名門へ加入したトーマス。第7節マンチェスター・ユナイテッド戦(1-0)では攻守に圧巻のパフォーマンスを見せ、ロイ・キーン氏に「パトリック・ヴィエラと同じレベル」とまで言わしめた。しかし、続く第8節で負傷。2試合の欠場を挟み、トッテナム戦(0-2)では半ば強引に復帰を果たしたものの、前半のうちに再びケガを負った。失点シーンでの指揮官とのやり取りも話題に。出場した際は存在感を発揮しているものの、如何せんプレーできていない。大不振に陥るチームを救うため、来年からはコンスタントに出場したいところだ。

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    【8.5】ルイス・スアレス(アトレティコ・マドリー、ウルグアイ)

    公式戦14試合出場、7ゴール1アシスト

    涙ながらにバルセロナを退団し、ラ・リーガのライバルクラブへ加入。するとデビュー戦で2ゴール1アシストと衝撃のプレーを披露し、新型コロナウイルス感染による離脱はあったものの、リーグ戦10試合で7ゴールと変わらぬ得点力を見せつけている。攻撃的なスタイルにシフトしたことが大きな注目を集めるアトレティコだが、ディエゴ・シメオネ監督が「今のプレースタイルはスアレスの存在が生み出している」と明言するほど、絶対的な存在だ。優勝ペースで勝ち点を積み重ね、首位を快走するアトレティコを7シーズンぶりのリーグ制覇に導くのは、この男の存在かもしれない。

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    【7.0】エディンソン・カバーニ(マンチェスター・ユナイテッド、ウルグアイ)

    公式戦12試合出場、4ゴール1アシスト

    ここまで多くの時間ピッチに立っているわけではないが、その中でも十分な存在感を放っている。シーズン経過とともにコンディションを上げており、11月末に行われたプレミアリーグ第10節、サウサンプトン戦では後半からの出場で2ゴール1アシストを記録。抜群の勝負強さと得点感覚を発揮し、逆転勝利に貢献した。確度の高いポストワークや前線からの献身的なプレッシング、闘争心はマンチェスター・Uの他のFW陣にとっても大きな刺激となっているはず。33歳という年齢から連戦はさすがに厳しいだろうが、マンチェスター・Uが今季に優勝争いに参加し続けるためには、この男の中盤戦以降の活躍が必要不可欠になるだろう。

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