バイエルンのキミッヒがチームメイトのダイアーを称賛「これまでで最高の同僚の一人」

キミッヒがレギュラーとしてバイエルンの中盤で重要な役割を果たす一方で、ダイアーはヴァンサン・コンパニ監督の下で出場機会に恵まれていない。イングランド人DFは今季、公式戦6試合の出場に留まっており、唯一のスターティングメンバーでの出場は、バイエルンが4-0で快勝したDFBポカール2回戦のマインツ戦だけ。

ダイアーの今季の出場時間は合計でわずか141分。最後の出場は11月初旬のブンデスリーガ第9節のウニオン・ベルリン戦（3-0○）にまで遡る。この限られた役割にもかかわらず、ダイアーのプロフェッショナリズムは揺るぐことなく、チームメイトにとって模範的な存在であり続けている。

キミッヒはダイアーが控えに留まったブンデスリーガ第11節・アウグスブルク戦後の記者会見で「エリック・ダイアーが毎日どのように練習しているかを見ていると、彼は僕がこれまで一緒にプレーした中で最高の同僚の一人だと思えるよ」と語り、続けて自身の見解を口にした。

「出場時間は多くないものの、チームにとって信じられないほど重要な存在だ。彼のような考え方は、チームとしても助かるんだ。今夜6時に電話して練習に来るように言えば、彼は必ず来て100パーセントの力を発揮する。誰も手を抜いたり遅れを取ったりせず、競争が高いレベルで保たれているのは、僕たちにとって非常に価値のあることだよ」

ダイアーのチームへの献身的な姿勢は見過ごされることなく、ピッチ外での彼のポジティブな影響力は、バイエルンがシーズンの忙しい時期を乗り切る上で重要な要素となる可能性が高い。

しかし、バイエルンとの契約は約6ヶ月後に満了する予定。1月の移籍市場でユヴェントスへの移籍が噂されている。