エンドリッキとグリーンウッドがチームメイトに？マルセイユがローン移籍での獲得を検討へ

ブラジルメディア『プラカール』によると、マルセイユは最近レアル・マドリーに連絡を取り、エンドリッキのローン移籍の実現性を探ったようだ。パルメイラスから4,750万ユーロ（約81億4000万円）で加入したエンドリッキは、シャビ・アロンソ監督のチームは多くの攻撃陣を保持していることから、出場機会を求めて今夏の退団が取り沙汰されている。

クラブワールドカップで4ゴールを挙げ、全試合に先発出場しているゴンサロ・ガルシアの台頭により、エンドリッキの状況はさらに複雑になっている。現在、エンドリッキがヨーロッパでより多くの出場時間を得られるようローンによる移籍が現実的な選択肢のようだ。この争奪戦にはオランダのPSVが候補に挙がっているが、最も有利な立場にいるのはマルセイユだという。

ちなみに、チャンピオンズリーグに復帰するマルセイユは、エンドリッキに他のクラブが保証できないものを提供することができる。注目度、高強度の試合、そして何よりも出場時間だ。これは2026年のワールドカップでブラジル代表としてのプレーを夢見る選手にとって重要な要素となる。

セレソンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の最初の2試合で負傷していたエンドリッキは、イタリア人指揮官を納得させるためより多くの出場機会が必要だと理解している。

ただ、これには1つ必須条件があるとのこと。それはロベルト・デ・ゼルビ監督が定期的に起用してくれるという保証だ。すべての条件が整えば、マルセイユは今夏最大の獲得劇の1つを実現できるかもしれない。

フランコ・マスタントゥオーノが8月のクラブワールドカップ後に加入予定の中、エンドリッキはアロンソ監督の下で自身を満足させ、かつサッカー選手としての成長を促進する役割を見つけることは今のところあまり見込みがない。それどころかジャーナリストのホルヘ・ピコン氏は最近、クラブはエンドリッキを右ウィンガーとして起用するプランだと報じた。加えて、エンドリッキの残留希望は、将来にとって致命傷となる可能性があるとも伝えている。