「セーブ後に股間を掴んで踊るGKなんているか？」チェルシーOB、エミリアーノ・マルティネス獲得の噂に反応

近年アストン・ヴィラやアルゼンチン代表として目覚ましい活躍を見せ、2年連続でヤシン・トロフィーを獲得しているGKエミリアーノ・マルティネス。そんな32歳GKだが、今夏の去就が話題に。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドらが関心を示していることが伝えられている。

そんなエミリアーノ・マルティネスについて、チェルシーやフランス代表のOBであるウィリアム・ギャラスが『Prime Casino』で持論を展開した。

過去にワールドカップ決勝で勝利したフランス代表選手を挑発した他、表彰式での振る舞いなどが物議を醸したGKに対し、そのキャラクターについて「深刻な疑念を抱いている」と語っている。

ギャラスは「エンツォ・マレスカ監督にとって、エミリアーノ・マルティネスを加えることはリスクになるのか？」と問われると、以下のように答えた。

「彼がチェルシーに合うかはわからない。良いGKだし、アルゼンチンのキープレイヤーだ。アーセナルからアストン・ヴィラへ移籍して以来、あの活躍は素晴らしいよ。でもはっきり言って、彼がチェルシーに合うかどうかは、大きな疑問を抱かざるを得ない」

「チェルシーのGKとして、適切なプロフィールではないと思う。彼の過去の行動を考えると、ポジティブな補強になるとは思えないんだ。あの性格や熱意がクラブに合うかわからない。私の意見としては、適切なGKではないと思う。チェルシーには、彼と同じかそれ以上の能力を持つGKが必要だ。だが、彼とは違うプロフィールが必要なんだ。余計なことをせず、自分の仕事をこなす選手がね」

「彼と同じようなGKを挙げてみてくれ。ビッグクラブの選手で、セーブ後に股間を掴んで踊るGKを見たことがあるか？ 1人もいないだろう。GKはクレイジーだ。イェンス・レーマンはクレイジーだった。カルロ・クディチーニもね。ペトル・チェフはクールだったけど……レーマンがマルティネスと同じ行動を取るとは思えない。GKはセーブして、クリーンシートで試合を終え、ピッチを去って欲しい」

なおエミリアーノ・マルティネスに対しては、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドの他、サウジアラビア勢への移籍の可能性も伝えられている。