引退したブルーズのスター選手たちではコスタが最前線でプレーし、一方リヴァプール側ではシュクルテルがチャリティーマッチを率いた。この試合は豪華な顔ぶれが揃うものとなった。きっかけは、ブルーズのもう一人のレジェンドであるエデン・アザールが元スペイン代表ストライカーにパスを供給した場面だった。コスタがシュクルテルを抜き去ろうとした瞬間、元リヴァプール選手は激しいタックルで彼の脚を捉えた。ストライカーは即座に激高してスロバキア人選手に詰め寄ったが、副審によって対決は制止された。
しかし争いはこれで終わらず、直後にコスタがシュクルテルの脚裏を蹴り上げた。シュクルテルはこのタックルに激怒し、コスタを指さして怒鳴りつけた。審判はストライカーに警告のイエローカードを提示した。慈善のための試合のはずだったが、コスタはドラマに事欠かない試合に仕上げたのである。





