スロットが不振の続くヌニェスにお手本になる選手を紹介「遠藤のようなマインドセットを持つことが最善」

水曜日のプレミアリーグ第25節アストン・ヴィラ戦で引き分けたリヴァプール。特に途中出場したダルウィン・ヌニェスは忘れたい出来だった。ウルグアイ人は自身も認めるように、無陣のゴールに蹴り入れるチャンスを枠外に外してしまった。試合翌日、アルネ・スロット監督は25歳のストライカーが調子を落としていたと示唆し、チームメイトの遠藤航を手本にするよう促した。

木曜日、記者団に対してスロット監督は、ヌニェスに対する自身の見解を明かしている。

「ブレントフォード戦で2つの重要なゴールを決め、アストン・ヴィラとのホーム戦でも得点した選手のミスは、全て受け入れられるよ。得点してほしかったが、『チャンス』という言葉が全てを物語っている。それはチャンスであり、100%確実にボールが入るわけではない。選手がチャンスを逃すのは受け入れられる。しかし、より受け入れがたかったのは、そのチャンスの後の彼の態度だ。態度とは彼があまりにもそのことを気にしすぎて、いつものように懸命に走り回りチームを助けるダルウィンではなくなってしまったということだ」

「チャンスを逃した後、彼は落ち込みすぎていて、おそらく私たちには決してわからないだろうが、その後のプレーで少し物足りなさを感じた。私は常々、遠藤のようなマインドセットを持つことが最善だと信じている。シーズンを通して、彼は常に前を向き続け、必要な時には常に準備ができている。これは非常に難しく、多くの選手にはできないことだ。私にとって問題なのはチャンスを逃したことではなく、その後の20分間の彼の態度についてだ」

ヌニェスの最近の出来により、元ベンフィカの選手のクラブでの長期的な将来を疑問視するリヴァプールファンが増えている。今シーズンは35試合で6ゴール、5アシストに留まっており、アンフィールドからの退団が近づいているようだ。

ヌニェスは週末のプレミアリーグのマンチェスター・シティ戦で、この不振から立ち直ることを期待される。