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グリーンウッドのマン・U復帰はあるのか。買い戻しに向けた「内部協議」の噂が浮上
グリーンウッドはマルセイユ加入初年度、リーグ・アンで21ゴールを挙げ、ウスマン・デンベレ(PSG)と並んで得点王に輝く鮮烈なデビューを飾った。その勢いは2025-26シーズンも衰えず、現在リーグ戦18試合で12ゴールを記録。ストラスブールのホアキン・パニチェッリらを抑え、得点ランキングの首位を独走している。
また、今月初めに行われたクープ・ド・フランス(フランス杯)16強の9-0という衝撃的な大勝の立役者としてハットトリックを達成。ロベルト・デ・ゼルビ監督は、彼が将来のバロンドール受賞者になると確信している。
「毎日、彼を指導しているが、そのポテンシャルは計り知れない。ヨーロッパ中を探しても、彼と同レベルの才能を持つ選手は見当たらないよ。彼はバロンドールを勝ち取る器だ。そのために全力を尽くすかどうかは彼次第だが、両親から授かった天性の資質を考えれば、その価値は十分にある。私からは、より一貫性を持ってプレーし、守備のプレスや苦しい局面でのボール保持でもチームを助けてほしいと伝えている。彼にはそれができる能力があるからだ」
Getty/ GOALマンチェスター・ユナイテッドのアカデミー出身であるグリーンウッドは、2022年1月に強姦未遂等の容疑で逮捕・起訴(のちに容疑取り下げ)された経緯があり、2024年7月にクラブを去ることとなった。
『フットボール・インサイダー』によると、マンチェスター・ユナイテッド幹部は現在、契約に含まれる買い戻し条項の発動について話し合っているという。これを行使すれば、現在の市場価値よりも大幅に安い金額で彼を呼び戻すことが可能となる。ただし、今冬の移籍市場での即時獲得は予想されておらず、動きがあるとしても夏以降になる見込みだ。ルベン・アモリム前監督の退任や、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)からの主力帰還といった状況も、クラブの補強計画に影響を与えている。
マルセイユのパブロ・ロンゴリア会長は、グリーンウッドに関する経済的な所有権の仕組みを明らかにしている。現在、マルセイユは選手の経済的権利の60%を保持しているが、再びチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得すれば、これを65%まで引き上げることができる。
一方で、マンチェスター・ユナイテッド側も将来の売却益を受け取る権利を保持しており、その比率はマルセイユのCL出場が決まれば35%に減少する仕組みだ。ロンゴリア会長は「メイソンの成長には非常に満足している。デ・ゼルビが彼に施している指導は見事だ」と語り、現在リーグ3位に付けるチームの躍進を支えるエースを高く評価した。
AFPマルセイユで好調を維持するグリーンウッドには、バルセロナやアトレティコ・デ・マドリー、さらにはサウジ・プロリーグのアル・ヒラルといった巨頭たちが熱視線を送っている。2029年まで契約を残しているものの、このままゴールを量産し続ければ、夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドが「買い戻し」という大きな決断を下すのかどうかが注目を集めることになりそうだ。
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