今のマンチェスター・シティには変化が必要だ。2024-25シーズンは、プレミアリーグのトロフィーをあっさりと手放し、チャンピオンズリーグでも決勝トーナメントに進めなかった。数々のタイトルを総なめにしてきた彼らだが、今のチームにフレッシュな力が必要なことは明らかである。
そうなると、当然のように移籍市場での補強活動が真っ先に上がるだろう。しかし、シティの場合はユースチームに目を向けるという方法もある。アブダビ・ユナイテッド・グループによる買収以来、彼らはアカデミーに投資し続けており、その成果は確実に実を結んでいる。フィル・フォーデンがその筆頭だが、近年ではリコ・ルイスやジェームズ・マカティー、そしてニコ・オライリーとジャフマイ・シンプソン=ピュゼーは今季プレミアリーグデビューも果たした。そして、U-18チームは今季もリーグ首位を独走。20試合69ゴール14失点と圧倒的な成績を残し、FAユースカップも準決勝まで勝ち進んだ。
夏のクラブ・ワールドカップを前にトップチームの改革が必要なシティだが、ユースチームからの抜擢も選択肢の1つだろう。今回は、ポテンシャル溢れるアカデミー選手たちをピックアップする。










