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【CL決勝特別企画】ベイル、ケイン、モドリッチ…トッテナムの歴代最強ベストイレブン。“今が最高”を象徴するメンバーに

チャンピオンズリーグ(CL)決勝のトッテナムvsリヴァプールが1日(日本時間2日/DAZN)にワンダ・メトロポリターノで開催される。『Goal』では、この決戦を前に、プレミアリーグ創設(1992年)以降の両チームのベストイレブンを選定した。今回はトッテナム編だ。

トッテナムは、今シーズンにクラブ史上で初めてCL決勝に進出。それを表すように、ベストイレブンには現メンバーから5選手が名を連ねた。プレミアリーグ創設以降にトップデビューした選手が対象のため、ポール・ガスコインやグレン・ホドル、ジミー・グリーブスといったレジェンドは対象外となっている。※カッコ内は在籍

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  • Hugo Lloris, TottenhamGetty

    ゴールキーパー:ウーゴ・ロリス(2012-現在)

    過去にはパット・ジェニングスというフットボール界のレジェンドが在籍していたトッテナム。現在のチームのゴールマウスを守るのがロリスだ。2012年にリヨンから加入したフランス代表GKは、屈指のレスポンスを活かしたビッグセーブで数々のピンチからチームを救ってきた。2015-16シーズンからは主将としてチームをけん引。8日に行われたアヤックスとのCL準決勝セカンドレグでもファインセーブを披露し、劇的な決勝進出を支えた。
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  • kyle walker tottenham hotspur premier league 041517Getty Images

    右サイドバック:カイル・ウォーカー(2009-2017)

    スティーブン・カーも素晴らしい選手だったが、リーグ上位の常連になってからのトッテナムを支えたイングランド代表DFを選んだ。2009年にシェフィールド・ユナイテッドから加入した当時はポジションを確保できず、2シーズンにわたってレンタル移籍したが、2011-12シーズンからレギュラーに定着。抜群のアスリート能力を活かした攻撃参加を武器に、6シーズンにわたって主力としてプレーした。
  • Ledley King Tottenham HotspurGetty

    センターバック:レドリー・キング(1999-2012)

    オールタイムでもベストイレブンに名を連ねるであろうスパーズのレジェンド。生え抜きのイングランド人センターバックで、2005-06シーズンからは主将も務めた。2012年の引退までトッテナムに所属し続けたワン・クラブ・マンだが、10年以上を過ごしながらも315試合の出場にとどまったのは、度重なる負傷に苦しまれたため。特に晩年は負傷を抱えながらの出場となっていた。コンディションが常に万全ならフットボール史上屈指のセンターバックとして認知されていたかもしれない。
  • 2019_5_29_campbell(C)Getty Images

    センターバック:ソル・キャンベル(1992-2001)

    スパーズサポーターにとっては納得がいかない選出かもしれない。9シーズンにわたり、圧倒的なフィジカルとパワーでトッテナムの最終ラインに君臨した元イングランド代表の屈強なセンターバックは、2001年に退団。その移籍先が、ノースロンドンの最大のライバルであるアーセナルだったため、サポーターは“禁断の移籍”に猛反発した。移籍前はキャプテンで、フリートランスファーだったこともあり、“裏切り者”と罵声を浴びた。それでも、彼のトッテナムでの記録が素晴らしいものであることは確かだ。
  • Jan Vertonghen - Tottenham HotspurGetty

    左サイドバック:ヤン・フェルトンゲン(2012-現在)

    本職はセンターバックだが、左サイドバックでプレーすることもあるため、このポジションでの選出とした。2012年にアヤックスから加入し、早7シーズン目。対人プレーに強みを持つベルギー代表DFは3バック、4バックのいずれにも対応し、持ち前の攻撃性能を活かして左サイドバックのほか、時には左ウイングバックとしてもプレー。ここ数年のトッテナムを力強く支えている。
  • 2019_5_29_modric(C)Getty Images

    セントラルMF:ルカ・モドリッチ(2008-2012)

    在籍4シーズンと、今回のベストイレブンでは最も所属年数が短い一人。しかし、モドリッチがトッテナムで残したインパクトと、その後のレアル・マドリーでの活躍、そしてバロンドールが彼の価値をさらに高めたと言える。スパーズ時代には、セントラルMFだけでなく、左サイドハーフとしてもプレー。どのポジションでも変化をつけれるパスと独自のビジョンを示し、プレミアリーグ屈指のプレーメーカーとして輝きを放った。
  • 2019_5_29_eriksen(C)Getty Images

    セントラルMF:クリスティアン・エリクセン(2013-現在)

    2013年夏、当時にレアル・マドリーに移籍したベイルの売却金を基に、トッテナムがアヤックスから獲得。同じく“ベイル・マネー”で獲得したロベルト・ソルダードやパウリーニョ、エティエンヌ・キャプーらが失敗の補強に終わった中、エリクセンはレジェンドになりつつある。高精度のキックを装備するデンマーク代表MFは、現在のトッテナムで替えがきかない司令塔。今季は公式戦17アシストをマークしている。
  • 2019_5_29_son(C)Getty Images

    サイドハーフ:ソン・フンミン(2015-現在)

    レバークーゼンから加入した初年度は公式戦40試合の出場で一桁の8ゴールにとどまったが、翌シーズンに公式戦47試合で21得点を記録。左右のウイングだけでなく、センターフォワードでもプレー可能な韓国代表のウインガーは今シーズン、キャリア最高級のパフォーマンスを披露している。公式戦47試合で20得点10アシストをマークしており、CL準々決勝のマンチェスター・シティ戦では両レグでゴール(計3得点)。次ラウンド進出の立役者となった。
  • 2019_5_29_bale(C)Getty Images

    サイドハーフ:ガレス・ベイル(2007-2013)

    トッテナムでの在籍6シーズンで、リーグ戦で25試合以上に出場したのは最後の3シーズンだけだ。それでも、「トッテナムでのベイル」のインパクトは大きい。左サイドバックからスタートし、徐々にポジションを上げながら才能が開花。2010年のCLインテル戦でのハットトリックや、主にトップ下でプレーするようになった2012-13シーズンの活躍(公式戦44試合26得点)は多くの人々の記憶に残っているだろう。
  • 2019_5_29_Sheringham(C)Getty Images

    センターフォワード:テディ・シェリンガム(1992-1997,2001-2003)

    ジャーメイン・デフォーやロビー・キーン、ユルゲン・クリンスマンなど何人かの素晴らしいストライカーが在籍してきたトッテナムだが、シェリンガムも強いインパクトを残した。抜群の決定力と体幹の強さを活かしたヘディングを武器に、公式戦277試合で124得点を記録。1997年からはマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、翌シーズンにはトレブルに貢献した。その後、2001年に復帰し、2シーズン連続でリーグ二桁得点をマークしている。
  • 2019_5_29_kane(C)Getty Images

    センターフォワード:ハリー・ケイン(2012-現在)

    トッテナムが生み出した完全無欠のストライカー。レギュラーに定着した2014-15シーズン以降、4シーズン連続でリーグ戦20得点以上を記録するとともに、4年連続でPFA年間ベストイレブンに選出。負傷に苦しんだ今シーズンこそ両記録がストップしたものの、それでもここまでの公式戦39試合で24得点をマークしている。その得点力だけでなく、前線からの守備、確度の高いポストプレーなどチームプレーに徹底する選手でもあり、センターフォワードの理想形と言える。
  • 2019_5_29_tot(C)Goal

    トッテナムのベストイレブン※プレミアリーグ創設以降

    GK:ロリス
    DF:ウォーカー、キング、キャンベル、フェルトンゲン
    MF:ソン・フンミン、モドリッチ、エリクセン、ベイル
    FW:シェリンガム、ケイン

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