チェルシーはプレミアリーグ第35節で、リヴァプールに3-1で勝利した。
激しいチャンピオンズリーグ出場権争いの真っ只中で、ホームに今季のプレミアリーグ王者を迎えたチェルシー。それでも開始3分にエンソ・フェルナンデスのゴールで先制すると、後半早い時間帯にも追加点を奪う。終盤に1点を返されたが、後半アディショナルタイムにコール・パーマーが冷静にPKを沈め、見事な勝利を飾っている。
『GOAL』はこの試合に出場した両チームの選手・監督を採点する。
Getty/GOALチェルシーはプレミアリーグ第35節で、リヴァプールに3-1で勝利した。
激しいチャンピオンズリーグ出場権争いの真っ只中で、ホームに今季のプレミアリーグ王者を迎えたチェルシー。それでも開始3分にエンソ・フェルナンデスのゴールで先制すると、後半早い時間帯にも追加点を奪う。終盤に1点を返されたが、後半アディショナルタイムにコール・パーマーが冷静にPKを沈め、見事な勝利を飾っている。
『GOAL』はこの試合に出場した両チームの選手・監督を採点する。
Getty Images▽スコアラー
エンソ・フェルナンデス(3分)
オウンゴール(56分)
コール・パーマー(後半AT)
Getty Images Sportロベルト・サンチェス(6/10)
キックは不安定だが、何度かスマートなセーブを見せた。
モイセス・カイセド(7/10)
右サイドバックに入り、序盤はガクポに苦戦したが、すぐに落ち着きを取り戻した。最後の15分は中盤に戻ると、粘り強いプレーからPKも獲得。
トレヴォ・チャロバー(7/10)
相手のハイラインの裏にロングパスを狙い続けた。守備も堅実。
レヴィ・コルウィル(7/10)
ジョタに対してアグレッシブな守備を見せた。今季ベストパフォーマンスの1つ。
マルク・ククレジャ(6/10)
サラーを抑え込み続けたことは良かったが、軽率な対応で失点に関与してしまった。
Getty Images Sportロメオ・ラヴィア(8/10)
彼がケガをしていなかったら、チェルシーの過去2シーズンは全く別物だっただろう。巧みなパスで先制点の起点に。交代時にはスタンディングオベーションで迎えられた。
エンソ・フェルナンデス(8/10)
開始早々の先制弾で流れをもたらすと、普段よりも活発に動き回り、何度もボール奪取に貢献。
コール・パーマー(8/10)
この試合ではいつも調子を取り戻し、素早くボールを動かしながら先制点をもたらすと、終盤にはPKも成功させた。
Getty Images Sportペドロ・ネト(7/10)
得意の右サイドで大幅に改善し、鋭いクロスで先制点をアシスト。
ニコラス・ジャクソン(5/10)
頻繁にオフサイドを取られ、パスミスも目立つことに。難しい一日となった。
ノニ・マドゥエケ(7/10)
ネト同様に左サイドで恩恵を受け、持ち前のスピードとダイレクトなプレーでアレクサンダー=アーノルドを翻弄した。
Getty Images Sportジェイドン・サンチョ(6/10)
左サイドで多くの脅威を見せた。
マロ・グスト、リース・ジェームズ(N/A)
プレー機会が少ないので採点なし。
エンツォ・マレスカ(8/10)
王者相手に試合の大部分で主導権を握る見事なパフォーマンス。終盤のセットプレーは残念だが、会心の勝利と言えるだろう。
Getty Images▽スコアラー
フィルジル・ファン・ダイク(85分)
AFPアリソン(5/10)
オフサイドになったが、ボックス外でジャクソンを倒したシーンは冷や汗をかいた。終盤の好セーブもあったとはいえ、全体的には本領を発揮できず。
トレント・アレクサンダー=アーノルド(4/10)
この日は最後まで創造性を発揮できず。後半早々に交代を命じられた。
ジャレル・クサンサー(5/10)
前半はリヴァプールで最も印象的なパフォーマンスを見せた1人。オウンゴールは不運だったが、その後は冷静さを失い、PKも与えてしまった。
フィルジル・ファン・ダイク(5/10)
痛恨のクリアミスでオウンゴール。それでもサポーターを沸かせるヘッドを叩き込んだ。
コスタス・ツィミカス(4/10)
目立った活躍もなく、2失点目の対応も厳しかった。
Getty Images遠藤航(6/10)
中盤の起点として精力的にプレーし、ボール保持時のプレーが過小評価されていることを証明した。それでもチームを勝利に導くことはできなかった。
カーティス・ジョーンズ(5/10)
試合にうまく溶け込めず、持ち味を発揮できなかった。
ハーヴェイ・エリオット(5/10)
ゴールを狙える位置に何度か入り込んだものの、ボールコントロールが落ち着かず。
AFPモハメド・サラー(5/10)
短い時間で輝きを放つことはあったものの、彼としては静かな一日に。
ディオゴ・ジョタ(4/10)
ボールキープに苦しみ、ゴールチャンスも作れず。
コーディ・ガクポ(4/10)
彼もまた攻撃陣の不調に引っ張られて目立つことができなかった。
AFPコナー・ブラッドリー(6/10)
右サイドを勢いよく駆け上がって活力を与えた。
ダルウィン・ヌニェス(5/10)
ジョタより存在感を示したが、決定機を活かせなかった。
ドミニク・ソボスライ(4/10)
途中交代後も流れを変えることはできず。パスミスが3失点目につながっている。
アレクシス・マクアリスター(5/10)
アシストはあったが、それ以外の場面では目立たず。
フェデリコ・キエーザ(N/A)
プレー機会が少ないので採点なし。
アルネ・スロット(5/10)
色々とトライしたが、この日はうまくいかず。それでもタイトルを掴んでいるため、来季に向けて試行錯誤する権利はあるはずだ。