4人目はジローナのFWヤセル・アスプリージャ選手です。
まだ21歳のコロンビア代表選手で、10番を背負っています。CLのリヴァプール戦(第6節:0-1)の解説を担当したんですけど、トップ下で活躍していました。左利きで、サイズもあって、ドリブルのタッチも細かくて、アイデアもあって、左足のパンチ力もあって…というところで、これからすごく期待できますね。左足でカットインもできるし、ダブルタッチもうまい。色々な選択肢を持ちながら、常に顔が上がっている。そこが特徴的だと思います。
――まだジローナで絶対的な地位を築くまでには至っていないように思いますが(ラ・リーガ先発は6試合)、さらに成長するためには何が必要でしょうか?
まずは、試合に一貫して出続けることがすごく大事ですね。試合での経験を積んでいくことで、状況判断などさらに色々な面で成長していきそうな選手です。持っているポテンシャルはすごく高いので、試合に出れば間違いなく伸びるタイプ。半シーズンでもっと化けるかもしれない。ポテンシャル的には間違いなくメガクラブに行けるだけの力がある選手だと思います。
――メガクラブに行くとしたらどこに合いそうですか?
これもまた難しいんですけど……ラ・リーガが合っている感じがしますね。例えばアトレティコ・マドリー。
あとはアーセナル。右サイドのブカヨ・サカ、彼のサポート役。どうしてもサカの代わりになる選手がいないので、そこもうまくハマりそうな気はします。彼のポテンシャルならプレミアリーグにも間違いなく適応できるでしょう。
――リヴァプールも、モハメド・サラーが今季限りで退団する可能性が浮上していますが、選択肢に上がってもおかしくはないですか?
おかしくはないと思いますけど、リヴァプールでいきなり即戦力、というわけにはいかないかなと思います。まずはサブからスタートして、そこからというイメージですね。
やはり試合に出ることが1番若手は成長しますし、(今季は)CLという舞台で試合に出ることによって、経験値は相当上がると思うので。なんでもそうですけど、サッカー選手は試合に出ることが1番大事だと思います。