ドルトムント、チェルシーDF獲得へ？ シュロッターベックの代役候補に

アクセル・ディサシは2023年当時、チェルシーにとって大型補強と見なされていた。スタンフォード・ブリッジを本拠地とするクラブは、モナコからこの選手をロンドンに招くため、推定4500万ユーロを支払っている。しかし、フランス代表を5度経験した27歳の選手は、ブルーズで存在感を示すことができず、エンツォ・マレスカ監督も彼をスタメン候補として見ていない。ドルトムントは彼の状況を注視しており、チェルシーでのプレーと、2024-25シーズンの後半を過ごしたアストン・ヴィラでのパフォーマンスを評価しているようだ。

ドルトムントはこの状況を利用し、シュロッターベックがクラブを去る場合に備えて同選手を獲得する可能性がある。『SPORT』によると、バイエルンはシュロッターベックを注視。ドルトムントとの契約は2027年までだが、クラブが長期契約を希望しているにもかかわらず、延長に関する進展は見られないようだ。このため、ドルトムントは来夏に売却を余儀なくされ、新たな補強の道を開く可能性もある。

シュロッターベックに加え、ニクラス・ジューレも来夏に契約満了を迎える。ドルトムント残留を希望するなら、減俸を受け入れる必要があるとされているところだ。ディサシは前述のドルトムントのスター選手たちの後継候補として浮上しており、モナコで2年間共に過ごしたニコ・コヴァチ監督と再会する可能性が出ている。

インターナショナルマッチウィークが終了し、ブンデスリーガをはじめとする各国内リーグが今週末に再開される。ドルトムントの最初の試合は、10月18日にアリアンツ・アレーナで行われるバイエルンとの「デア・クラシカー」だ。