Goal-WOWOW_1_Pickup_16x9_10_Bayern.j(C)GOAL

バイエルン注目選手 | チャンピオンズリーグ | キーマン・期待の新戦力・ヤングスター

2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)が日本時間9月7日に開幕した。バイエルンはバルセロナ、インテルなどと同居する“死の組”に入った。今回は『GOAL Japan』が選出したバイエルンのキーマン、期待の新戦力、ヤングスター(23歳以下)の注目5選手を紹介する。

▶【CL】放送でも配信でも視聴できる!WOWOW加入はこちら

  • Manuel Neuer Bayern Munich 2022-23Getty

    キーマン①:GKマヌエル・ノイアー(ドイツ代表)

    シャルケの下部組織出身で、2011年にバイエルンへと加入。当初はライバルクラブからの加入にウルトラスから強い反発を受けたが、自身の高いパフォーマンスで黙らせた。バイエルンではこれまで2度の3冠を守護神として達成し、個人でもFIFA/FIFProワールドイレブンに4度選出されるなど華やかな経歴を誇る。2度の中足骨骨折を経験し、復帰直後も不安定なパフォーマンスとなっていたが、近年は安定したプレーぶりを取り戻している。至近距離での驚異的なシュートストップはもちろん、足下の技術も高く、「スイーパーキーパー」という役割を確立した第一人者だ。また、強肩でカウンターの起点となることもできる。シャルケ時代には元日本代表DF内田篤人氏との友情でも話題を集めたナイスガイである。

  • 広告
  • Joshua Kimmich FC Bayern Frankfurt 05082022Getty

    キーマン②:MFジョシュア・キミッヒ(ドイツ代表)

    2015年、ジョゼップ・グアルディオラ監督(当時)の強い希望を持ってしてバイエルンにやってきたジョシュア・キミッヒ。当時は全くの無名であったが、ペップの下ですぐに頭角を現す。高い戦術理解と正確なパス技術で、サイドバックやセンターバックとして起用されると、チームの欠かせない戦力に成長した。そして、本人の強い希望で本職の中盤でプレーを始めると、ここでも違いを発揮し、2019-20シーズンには3冠達成の原動力に。両足での高いキック精度でリズムを作りつつ、チェンジオブペースで決定機を生み出すこともできる。さらに、自身もゴール前に入っていく他、ミドルシュートでも得点を重ねてきた。ピッチ上では熱く、バイエルンの未来の主将とも目されている。ユリアン・ナーゲルスマン監督体制2年目の今季も絶大な信頼を得ており、中盤に君臨。マルセル・ザビッツァーもしくはレオン・ゴレツカとコンビを組み、より攻撃的な役割を担っている。

  • Muller Stuttgart 2022-23Getty Images

    キーマン③:FWトーマス・ミュラー(ドイツ代表)

    バイエルンの下部組織出身のトーマス・ミュラーは、2008-09シーズンにトップチームデビュー。以降、チームの中心選手として試合に出続け、2度の3冠を経験するなど、まさにバイエルンの顔だ。決して華やかな選手ではないが、チームの潤滑油としてどの時代においても必要不可欠な存在となってきた。テクニックやスピードはプロ選手としては平凡なものだが、ポジショニングセンスとシュート技術は非凡なものを持つ。特にオフ・ザ・ボールで輝きを放ち、チームのために走りつつ、得点も自身で生み出すという稀有な選手である。これまではロベルト・レヴァンドフスキの良き相棒として多くのアシストを記録。今季からコンビは解消されたが、CLの舞台で相まみえることに。ミュラーはすぐにSNSでメッセージを送り、盟友との再会を心待ちにする。サディオ・マネやジャマル・ムシアラとの新たな攻撃ユニットで違いを作り出すことはできるのだろうか。

  • Sadio ManeGetty Images

    期待の新戦力:FWサディオ・マネ(セネガル代表)

    リヴァプールで通算120ゴール、プレミアリーグやチャンピオンズリーグのタイトルを勝ち取るなど、輝かしい経歴を引っ提げて今夏にバイエルンへと加わったサディオ・マネ。オーストリアでプレーしていた経験もあってか、マネは移籍について「代理人からバイエルンが興味を持っていると聞かされた時、すぐに興奮したよ。世界最大のクラブのひとつだし、常に全てのタイトルを勝ち取るために戦っているチームだ。だから、ここに来るのは正しい決断だった」と説明している。バイエルンではサイドアタッカーが豊富に在籍していることもあり、レヴァンドフスキの後釜として中央でプレーしている。サイドでのプレー時と比較して個人での仕掛けはそれほど多くないが、フィニッシャーとしてしっかりと仕事をこなしている。裏への抜け出しやクロスへの合わせる動きなどは熟練の技術で、すでにドイツで5ゴールを記録していることからも適応に時間はかかっていない様子だ。今後、ミュラーやムシアラらとの連携が高まっていけば、ゴール量産も期待できるだろう。

  • Musiala 2022-23 Bayern MunichGetty Images

    ヤングスター:MFジャマル・ムシアラ(ドイツ代表)

    19歳のヤングスターで、サウサンプトン、チェルシーの下部組織を経て、2019年夏にバイエルンへと加入した。トップチームで初出場したのは2020年6月のことで、すぐに才能の片鱗を見せつけると、2021年3月にはドイツ代表デビューも果たした。線は細いものの、しなやかなボールタッチと独特のリズムを持つドリブルを備えており、狭い場所でこそ生きるアタッカーだ。両足のシュートも正確で、パス・ドリブル・シュートすべてが高次元にある。今季からナーゲルスマン監督が[4-4-2]の布陣を採用したことで、2列目のポジションで躍動するように。ときにサイドアタッカーとして、ときに攻撃的MFとしてゴールに襲いかかる。すでに今季のバイエルンにおいては中心的な存在ともなっており、レヴァンドフスキなき今のチームで存在感をさらに高めていくはずだ。

    ▶チャンピオンズリーグ2022-23はWOWOWが独占配信!今すぐ視聴

0